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エーレンフェストとは、 ユルゲンシュミットの中領地の名前 領主の城がある街の名前 領主の家名 である。本項では2.について記述する。 概要 神殿礼拝室 礎の間 反省室 孤児院男子棟 女子棟 貴族区域神殿長室 神官長室 青色神官の部屋 青色神官見習いの部屋 青色巫女見習いの部屋 メルヒオールの神殿の部屋 会議室 応接室 神殿図書室 氷室 儀式の間 貴族門 城壁 貴族街フェルディナンドの館 カルステッドの館 エックハルトの館 ヘンリックの館 シッカークの館 リヒャルダの家 オティーリエの家 イルクナー子爵の館 ダールドルフ子爵の館 ゲルラッハ子爵の館 領主の城本館大広間 休憩室 執務室供給の間 子供部屋 図書室 転移陣のある部屋 文官の仕事部屋 客間 階段の部屋 アウブの部屋小部屋 東の離れ 西の離れ 北の離れ 温室 騎士寮 騎士団の訓練場 犯罪者を扱う場所 白の塔 貴族街の森 下町中央 中央広場 大通り 馬車屋通り 職人通り 小さな広場 下町の住居マインの家 ルッツの家 ゲルダの家 オットーの家 ベンノの家 フリーダの家 その他の下町の住人 下町の工房マイン工房 ローゼマイン工房 細工師の工房 インク工房 木工工房 鍛冶工房 服飾工房 染色工房 織物の工房 絵の工房 皮細工の工房 金細工や宝石の加工ができる工房 リンシャンの工房 パン工房 蝋工房 建築系の工房 下町の商業施設オトマール商会 ギルベルタ商会 プランタン商会 ヘリング商会 イタリアンレストラン 飲食店 酒場 宿屋 薬屋 材木屋 家具屋 洋服を扱う店 古着屋 糸問屋 布問屋 ボタン屋 文具店 石屋 馬車屋 市場 ギルド・協会商業ギルド商業ギルドの仕事 商業ギルドの施設 裁縫ギルド 羊皮紙協会 植物紙協会 印刷協会 飲食店協会 パン協会 インク協会 木工協会 鍛冶協会 裁縫協会 染織協会 蝋協会 建築協会 その他の施設避難所 兵士の会議室 外壁街の門 門の部屋 外壁の外下町の森 墓地 製紙工房 農村 コメント 概要 アウブ・エーレンフェストの城がある街で、領主の家名がそのまま街の名前になっている。(*1) 数百年ほど昔は貴族街のみが街だったが、より力の強い現在の領主の家系に交代したことで街が拡張された。(*2)。 街の人口は数万人。(*3) 貴族街に住んでいる洗礼を終えた貴族は約300人。(*4) 上級:中級:下級の割合は1:4:3くらい。(*5) 街に常駐している騎士は50名ほど。(*6) 神殿 街の中央(*7)にある一際大きい白い石造りの立派な建物で(*8)、鐘がある。(*9) 中央広場を北へ進んだ突き当りの城壁の手前にある。 神殿敷地全体が全周を高い壁に四角く囲まれて下町側とも貴族街側とも区切られている。 その壁の東側南寄りで下町との間にある門が正門、南側にあり下町中央広場と正対している門が裏門、北側にあり貴族街への出入りに使われるのが貴族門である。 建物や設備の正式な呼称は、ふぁんぶっく内SS「神殿案内」や第二部コミック(1巻から3巻のどれでも)巻頭で示されている。 SS「神殿案内」には神殿建物内の平面間取り図が、第二部コミック巻頭には立体的に描かれた神殿敷地全体俯瞰イラストが示されている(*10)(両者で矛盾する記述は第二部コミック側を優先、また第一部の書籍やコミック巻頭の下町イラストは神殿まわりが誤っており第二部コミック巻頭イラストが正しい)。 神殿の建物は、大きく分けて2つの区域でできており、青色神官・青色巫女が生活や勤めを行いときおり貴族の立ち入りもある北側の棟が貴族区域、平民が神事に集まる礼拝室と(召し抱えられていない)灰色神官・灰色巫女・孤児が生活する孤児院がある南側3つの棟がまとめて礼拝室区域となっている。 貴族区域と礼拝室区域は扉で区切られた短い渡り廊下で結ばれている。 神殿に限らず領主の城や貴族街の貴族の邸宅など貴族が使用する建物に共通した階層の呼び方として、地面と同じ高さが地階と呼ばれ(地下室とは異なることに注意)平民の下働きの働く厨房などがあり貴族や青色神官は基本的に立ち入らない。地面から1階分弱を階段で上がった高さが1階と呼ばれ(*11)、この1階やその上の2階・3階などが貴族の使う階層となっており神殿以外ではこの1階に建物の正面玄関がある(*12)。 神殿は貴族の建物一般とさらに少し異なっており、1階は側仕えな灰色神官・灰色巫女の部屋などに割り当てられ、青色神官や貴族が使い、また玄関や中心的な役割の部屋があるのは2階である(*13)。 下町の大通りから真っ直ぐの所にある裏門は徒歩の平民専用の入り口で、真ん中の建物は5階建てほどで城壁と同じだけの高さの礼拝室があり、両脇に少し小さな4階建て(*14)の孤児院があり、建物は全て渡り廊下でつながっている。どの建物も全て同じ白い石でできている。(*15) 貴族区域東側にある正面玄関は貴族や富豪専用で、明確な格差がある。手前に広がる前庭には、様々な素材を生かした彫刻や緑と花の溢れる花壇があり、玄関口は礼拝室の正面の壁のように色とりどりのタイルで装飾されている。(*16) 貴族区域と孤児院は少し離れている。(*17) 神殿に入ることは貴族社会から見ると、政治の世界から抜けることを意味するが、魔力を使い、神事を行うため、政治の世界とは密接な関係を持っている。 神殿の上位は貴族出身の神官や巫女が占めており、その位は実家の地位による階級社会になっている。(*18) 7歳未満の外部の子供は立ち入れない。 街が拡張される以前は検問のために正門前で足止めされる旅人のための宿泊施設だった。(*19) 本来の神殿長は次期アウブとなる領主候補生が就任するものとされており、礼拝室の地下には領地の礎があり、図書室には礎の間への入口がある。 構成員 組織参照 礼拝室 街の平民のための神事(洗礼式、成人式、星結びの儀式)が行われる場所。(*20) 平民専用の入り口(裏門)を通った所の真ん中の建物で、5階建てほどの高さで体育館のように広い場所。 裏門から入ってきて2階分の高さのある幅の広い階段を上り終えると礼拝室の入口に着く。 孤児院と違い外観に彫刻やレリーフで飾られて、入口の両脇に4体ずつ石像が並んでいる。(*21) 吹き抜けのように天井が高く、奥行きがあり、両側とも壁際には複雑な彫刻がされた太い円柱の柱が整然と並んでいる。 4階くらいの高さに窓が等間隔で並んでいる。壁も柱もところどころに装飾に金が使われている以外は白で、少しの光でも明るく見える。 一番奥の壁は天井から床まで色とりどりのモザイクで複雑な文様が描かれ、横から入ってくる光で神々しく照らされている。(*22) 下から窓の高さほどまで40段ほどの階段が続いていて、その途中途中に最高神と大神の7つの石像が神具と共に飾られている。 西側(孤児院男子棟側)には、裏門と孤児院や貴族区画とを行き来する灰色神官・巫女が使う出入口と廊下がある。 礎の間 礼拝室の真下にある、白の壁で囲まれた部屋。各領地ともここに礎の魔術具および礎本体がある。 この部屋に入ったアウブとの連絡用に、城の執務室と繋がるオルドナンツ専用の円いワープ穴がある。 虹色の転移の幕を通る事で入る事ができる。 入口とその鍵は2つある。 代々のアウブに継承される鍵で開く、アウブの部屋の扉 代々の神殿長(本来の次期アウブ)に継承される聖典の鍵で開く、図書室の本棚の扉(*23) 反省室 礼拝室のすぐ側にある。問題を起こした灰色神官等に反省を促すために使用する部屋。 礼拝室と同じ白い石造りの小部屋で、かなり上の方に細く空気を取り込むための隙間が開いている。 空気取り用の隙間が明かり取りにもなっていて意外と明るい。 床も周りの壁も全てが白い石でできていることから夏でもひやりと冷たい。(*24) 孤児院 子供を親が殺すこともできず、育てることもできず、神様にその先を託すということで、連れてこられる建物(*25)。孤児達が住む。青色神官の相手を務めたり花捧げに従事した結果孕んだ灰色巫女が生んだ子も孤児としてここで育てられ、デリアによれば孤児の半分くらいは青色神官の子らしい(*26)。 第二章開始時点で神殿で暮らしている灰色は80~90名(*27)。 礼拝室の両脇にある地上4階(*28)・地下1階の建物で、礼拝室を挟んで男子棟と女子棟に分かれている(*29)。 洗礼前の子供と側仕えではない灰色巫女や見習いは女子棟に住み、洗礼式を終えた男は男子棟に移る。(*30) 地下室に通じる扉が両方の棟の地階の床にあり、マインが神殿入りした当初は、入れないように板を打ち付けて封鎖されていた。初めての冬籠りの準備の際に板をこじ開け、以降は収納スペースとして使用している。(*31) 孤児院は青色神官が入ってこないため、マインが改革するまではきっちりと清める対象ではなかった。(*32) また、孤児院に住む子供達は貴族区域への立ち入りを禁じられている。(*33) 13年冬に、親が粛清された洗礼前の貴族の子供17人が預けられた。刑罰や金銭的事情から親の引き取りが無い子供達に教養を与えて、優秀な者はアウブが後見人となって貴族(兼、青色神官見習い)として洗礼を受けられる事となった(*34)。ただし、アウブの後見で洗礼を受けるには領主一族への名捧げが必要。 洗礼済みで未就学の貴族の子供4人も、14年春から貴族院入学準備として孤児院で教育を受け、低学年の参考書で勉強し、フェシュピールの練習をローゼマインの楽師が行うことになった。(*35) 男子棟 院長室 孤児院とは入口が分けられており、貴族区域側にある(*36)。 1階(*37)は入口の右側に側仕え用の部屋が4つと物置があり、ホールの左側はオーブンのある厨房と地下倉庫に繋がっている。 2階は主の部屋になっており、風呂場と身の回りの世話をする同性用の側仕えの部屋がある。(*38) 花捧げの灰色巫女を見繕ったり、有能な灰色神官を選んだりする孤児院長は男性が就くことが多かった為、男子棟に院長室が作られた(*39)。 ここから女子棟へは、ワゴンが無ければ回廊を回らずに階段を使って女子棟地階の裏口を使った方が近道。 1階 本編にほぼ描写が無いが、洗礼式を終えて成人式前の灰色神官見習いが居住している階(*40)。 2階・3階 本編にほぼ描写が無いが、成人している灰色神官が居住している階(*41)。 地階 神の恵みでは足らない食費を孤児達が自力で捻出できるようマイン工房孤児院支店(8年春からはローゼマイン工房)として整備した。(*42) 工房は神殿の中であっても、商人と神殿の規則を程よく混ぜた独自の規則で動いている。(*43) 植物紙や植物紙用のインクの制作、印刷などを行っている。玩具も作るが、マインの意向で紙と絵本づくりが最優先にされている。(*44) 地階のさらに下に地下室もあり、以前は封鎖されていたがマインによる整備後は工房や採集で使う道具類、冬ごもり用の薪や蝋燭などの保管に用いられている(*45)。 女子棟 食堂 女子棟の2階全域が孤児院の男女共用食堂となっており、長テーブルがずらりと並んでいる。 マインの側仕え達が教師を務め、神殿教室も行っている。 礼拝室裏門側出入口と同じ階であるが、出入口や孤児院長室・男子棟渡り廊下からは長い回廊を通って大きな礼拝室を半周迂回する必要がある(*46)。 1階 本編にほぼ描写が無いが、洗礼式を終えて成人式前の灰色巫女見習いが居住している階(*47)。 マインによる改革後は洗礼式前の子供もこの階で生活していると思われる。 3階 本編にほぼ描写が無いが、成人している灰色巫女が居住している階(*48)。 地階 もともとは洗礼前の子供達が生活する場所。洗礼を受けないと子供達は地上階へは上がれない決まりになっていた。 05年終わり頃に青色神官が減った事で余剰の灰色巫女が処分され、子供達の面倒を見る者がいなくなり、乳幼児などの小さい子供が死んでいった。(*49) 07年夏にマインが改革する以前は、裏口が外側から閂で閉ざされており、中には洗礼前の子供達が6人程、不衛生な環境で半ば放置されていた。(*50) マインの側仕えに知らされるまで、洗礼を終えた孤児達はこの状況を知らなかった。(*51) 改革後は子供達は地上階に部屋を移し、地階は厨房としてスープ作りに使われるようになった。 裏口も開放されたので、食堂から厨房経由で工房へ向かう際などに使われている。(*52) 地階のさらに下に地下室もあり、以前は封鎖されていたがマインによる整備後は冬ごもり用の加工済食品、薪や蝋燭などの保管に用いられている(*53)。 貴族区域 青色神官・青色巫女のための部屋がある建物。(*54) 全体が直方体のような大きな1つの建物だが、1フロアに青色神官もしくは青色巫女の居室が40室ほど細かく区分けされてとられており、その建物内側にある部屋にも窓がつくよう吹き抜けがたくさん設けられている。(*55) 領主の城や貴族院にある寮と同じように、男性と女性で使う階が分けられている。(*56) 他の場所よりも彫刻や石像が洗練されて豪華なものになる。(*57) 青色巫女の部屋は、仕える灰色神官の部屋が完全に主の部屋から離されている。(*58) 地階には厨房があり、西側には下働き用の出入口が存在する。(*59) 1階は側仕えの灰色神官・灰色巫女の部屋が並んでおり、自分の主の部屋に繋がる階段で出入りをする(*60)(個別の階段が無い、通いの青色神官・巫女用の狭い部屋の側仕えは廊下を結んでいる共用階段を用いる(*61))。 2階は青色神官の居室のほか、東側に正面玄関、北側に貴族門に近い通用口、南側に礼拝室区画との渡り廊下があり、神殿長室・儀式の間・図書室など主要な設備が集まっている階である。(*62) 3階は青色巫女の居室があるが、後述の理由で長い期間封鎖されていた。 神殿長室 貴族区域の中でも最も北の西角にあり貴族街に面している、青色神官用居室の中で最大の部屋(*63)。平民が出入りする裏門側から見ると奥のほうにあることとなる(*64)。 中央にテーブルと椅子があり、応接スペースになっている。 ドアから一番遠い部屋の隅には重厚な天蓋のついたベッドがあり、反対側の隅には仕事をするスペースがある。 仕事スペースには重厚な机と書棚、祭壇として飾り棚に30センチくらいの神様の像と聖典とキャンドルが、聖典を中心にほぼシンメトリーに飾られている(*65)。 祭壇は青色神官・青色巫女となる際の神と神殿に仕える誓いの儀式に使われる。 神殿長室の横に青色神官が貴族門を使う際の近道となる通用口がある(*66)。 窓からは貴族門の様子が良く見える。(*67) 8年夏にローゼマインが神殿長に就任するにあたって、女性らしい赤系の色でまとめられ花模様のメルヘンな雰囲気に模様替えされた。(*68)。 09年冬、ローゼマインがユレーヴェを使用するため隠し部屋を設置(*69)、工房としても使用。 神殿長室の向かいに二つ並んでいる、元々上級~中級出身の青色神官が使っていた部屋(*70)が、男女それぞれの騎士のために整えられている。 男騎士用の部屋 神殿長室の向かいに二つ並んでいる部屋の内、神殿長室から遠い方(*71)。「慣れた環境が一番だろう」というカルステッドの判断のもと、騎士寮を参考に、布の刺繍やテーブルの彫りがないシンプルな物で整えられており無駄な物が一切ない(*72)。 女騎士用の部屋 神殿長室の向かいに二つ並んでいる部屋の内、神殿長室に近い方(*73)。ローゼマイン向けの部屋と同じような高級品で整えられており、可愛らしい部屋になっている(*74)。 神官長室 マインは神殿長を威圧して疎まれていたため、本来は神殿長室で行う誓いの儀式がこの部屋で行われた。(*75) 天蓋付きの寝台があり、その奥に隠し部屋の入口がある。(*76) 慣例では神官長は神殿長室の廊下向かいなど神殿長室の最寄りの部屋に入るものだったが、フェルディナンドが神官長に就任した時期も、ローゼマインが神殿長に就任した時期もどちらもフェルディナンドが忙しく部屋を移動する余裕が無かったため、神殿長室と同じ建物の最も北の並びのうち通用口をはさみさらに1部屋離れた場所を使い続けた。(*77) 青色神官の部屋 実家からの寄付金によって部屋の広さに差が出る(*78)。貴族街に近い北側ほど部屋が広く実家の格が高い青色神官が利用する(*79)。 神殿に住んでおらず貴族街にある実家から通いで神殿に勤めている者のための部屋は、寝台スペースや側仕え用内階段が省かれており、さらに狭い(*80)。 青色神官見習いの部屋 13年冬の粛清の影響、14年春の領主会議での魔術具に関する特例措置、ローゼマインからの回復薬の提供で以下の条件の子供達の中の希望者は、貴族身分の青色神官見習いとして部屋を与えられる事となった。 13年冬の粛清で親が処刑か数年の重罰対象の、洗礼済みだった貴族の子供達(ニコラウスともう1人の男子)(*81) 13年冬の粛清で親が処刑か数年の重罰対象、または軽処分でも金銭的に引き取られなかった洗礼前の貴族の子供達の中で、アウブを後見人として洗礼を受けた子供達(ベルトラム) 特別ケースだが、身食いで捨てられた平民の子供で、アウブを後見人として洗礼を受けたディルクも2.と同じ扱い ただし、アウブの後見を受けるには、魔術具を持たない子供はアウブの定めた魔力量規定と面接をパスして、得た魔術具に回復薬を使って魔力を溜め、更にアウブの面接をパスした上で、領主一族への名捧げが必要。 この部屋で寝起きと食事をして、孤児院で勉強をする。(*82) 貴族院入学時に希望すれば城の寮に部屋を移せるが、14年冬時点で希望者はいなかった模様(少なくともニコラウスは14年冬に入学済)。(*83) また、コンラートは通常の青色神官で家の援助がないパターンとなるが、魔力の供給量に応じて領地から与えられる補助金とフィリーネに多少の援助を受けて自力で部屋を得る予定。(*84) 青色巫女見習いの部屋 青色神官見習いの部屋とは階が違う場所にある。 粛清による影響は青色神官見習いと同様。 作中では1.のケースで親が処刑された女子1人(バルトルトとカサンドラの妹、ティベルタ(*85))と数年の重罰を受けた女子1人が部屋を与えられている。(*86) 今後2.のケースの子供も出てくると思われる(1.のもう1人の男子の妹など(*87))。 エーレンフェスト神殿では政変後に青色巫女が全員神殿を出ていったため、使用者が居なくなった階全体が封鎖されていた(*88)。またマインは孤児院長室・ローゼマインは神殿長室を使用して青色巫女階を使わなかったため、粛清後に青色巫女見習いを受け入れるこの時まで封鎖が継続された。 メルヒオールの神殿の部屋 14年春からメルヒオールが利用する、大人数で執務をするための神殿長室と神官長室に次いで広い部屋。 周囲に空き部屋がいくつかあるため、側近が寝泊まりするのに使いやすい位置にある。 執務の引継ぎが終わればメルヒオールは神殿長室へ、神官長の役職に就けそうなメルヒオールの側近は神官長室を使ってもらうことになる予定。(*89) 会議室 図書室の隣(*90)にある「学校の教室ぐらいの広さがある」大きな部屋で、政変前であれば多くの人数が居た青色神官達であっても長方形に並べられた長机に一同が着席して会議に臨める。 洗礼式や収穫祭など各青色神官の収入につながる神事に誰がどこに向かうかといった、全員を集める必要がある打ち合わせに用いられる。(*91) 本編記述でも次項の応接室との用語の混同が見受けられるが、第362話「イタリアンレストランへ行こう」からは別の部屋と解釈したほうがよいと思われる。(*92) 応接室 製紙や印刷をエーレンフェストの新しい産業として興す、また下町を綺麗にし他領から多くの商人を受け入れるうえで、貴族の文官と平民が会合する場所に神殿を利用することとなり、その会合に用いる部屋として正面玄関に近い青色神官用の部屋を改装して新たに用意した。(*93) 引き取り手のない前神殿長の残した家具を修繕し、再利用することで整えられた。上級貴族である実家の格に合わせた品質であったためかなり豪華であり、下級文官にとっては緊張して使いにくいものに仕上がった。(*94) ローゼマインと平民との会合で神官長やエルヴィーラ、ブリュンヒルデなど別の貴族が同席する際に使用された。(*95) 神殿図書室 壁際に本棚がずらりと並べられていて、ほとんどが紙や木札が詰め込まれているが、貴重本を保管する鍵付きの書棚もある。 部屋の中央には書見台として天板が斜めになった閲覧用の長机が向かい合わせに2台置かれている。(*96) 書見台の上部にはフェルディナンドが持ち込んだ本が開けばそのまま読めるように鎖に繋がれて並んでいたが(*97)、13年秋にフェルディナンドがアーレンスバッハに向かう際に撤去された。(*98) 魔術具で入室する者を制限しており、神殿の関係者しか利用することができない(*99)。 神殿長の鍵がなければ開けられない扉付きの本棚があり、メスティオノーラの凝った彫刻が刻まれている。 彫刻が持つ聖典の背表紙部分に聖典の鍵を入れると本棚が左右に分かれ、虹色の転移の幕が張った領地の礎の間への入口が開く。 氷室 大きな魔術具の氷室があり、クリームなど冷蔵の必要があるものが保管されている。(*100) 儀式の間 貴族区域の最奥にある小さな礼拝室で少し天井が高く、奥行きがある。神殿長室が最も近い。 壁も柱もところどころに装飾に金が使われている以外は白。両側の壁際には礼拝室と同じ複雑な彫刻がなされた円柱の柱が並び、その柱の間には窓が等間隔で並んでいる。 正面の壁には天井から床まで色とりどりのモザイクで複雑な文様が描かれ、色彩が豊か。 祭壇があり、奉納式が行われる。(*101) 貴族門 貴族区域の中でも一番奥を抜けたところあり、貴族街と繋がっている門。 まるで街と外を隔てるような高い塀と人の力では到底開きそうもないような大きな両開きの扉。神殿と同じ白い石造り。 門に手をかざすと大きな魔法陣が浮かび上がって光り、ゆっくりと門が勝手に開く。(*102) 冬の社交界のために土地持ちの貴族が貴族街に移動する場合や(*103)(*104)、青色神官が自宅に帰ったり、儀式のために貴族街へ向かったりする際に使う。(*105) 貴族門の開門には魔力認証が必要。(*106) 城壁 外壁よりも高い(*107)石の壁。 中には領主の城や貴族の屋敷がある。(*108) 神殿の貴族門か、北門から中に入ることができる。 貴族街 過去に拡張される以前の街が貴族街として整備された。 全く汚れのない美しい白の街並み。(*109) 下町と同様に門から奥に向かうほど高級住宅地になっている。 土地持ちの貴族の冬の館は庭が小さく、エーレンフェストで暮らす貴族の館の庭は広い。(*110) 貴族街に住んでいる洗礼を終えた貴族は約三百人。(*111) フェルディナンドの館 神官長の館。白い建物。 シンプルで実用的で華やかさが全くなく、ダンケルフェルガーの雰囲気に似ている。 「機能美という美しさが君には理解できないようだな」(*112) 側仕えのラザファムが管理している。 13年秋にフェルディナンドがアーレンスバッハへ移動することに伴ってローゼマインへと譲られた。(*113) 譲られた鍵でないと開かない扉がいくつもあり、その中にフェルディナンドの私物が残されていた。 15年春の礎争奪戦ではグーテンベルクが避難所として滞在。プランタン商会が内装や図書室を熱心に見学した。(*114) 大きな応接間 1階。テーブルや椅子、長椅子がたくさんあり、敷物や必要な魔術具が配置されていて少しだけ生活感がある。(*115) 図書室 1階。応接室にある扉から入る。ずらりと並んだ本棚に分厚い本が整然と並べられている。 蔵書の一部分はハイデマリーが献上した物。(*116) 市場でマインが匂いを嗅げずに終わった本も、その後ユストクスに購入されて収められた。(*117) カルステッドの館より本の数が多い。先祖伝来ではなく一代で個人所有している。同等の数を準備しようとすればユルゲンシュミットが金銭的に破綻する(*118) 工房 1階or2階。神殿の神官長室の隠し部屋工房と素材の配置が同じ。魔力量の入室制限はないが、譲られた鍵でないと扉が開かない。 フェルディナンドが作成した加護の儀式用の魔法陣も保管されていた。(*119) フェルディナンドの自室 おそらく2階(*120)。移動後も家具などはそのままにしていたので、礎争奪戦後の滞在時にもフェルディナンドが使用した。(*121) 女性用の部屋 3階。フェルディナンドが洗礼前にエーレンフェストに連れてこられた時に同行してきた女性が使っていた部屋。 家具などはそのままにローゼマインが自室として使用し、隠し部屋を設置した。(*122) カルステッドの館 公園のように広い庭がある。(*123) 部屋には落下式のトイレがあり、ネバネバが汚物を処理する。(*124) 図書室があり、置いてあるのは兵法書などだったが、第三部冒頭で神殿を出てカルステッドの館に引き取られ洗礼式に向けての課題をこなしていたローゼマインにとっての楽しみの1つでもあった。(*125) 第二夫人のトルデリーデやランプレヒト・アウレーリア夫妻は離れで暮らしている。(*126) エックハルトの館 エックハルトが亡くなったハイデマリーと暮らした館。 エックハルトが13年秋にアーレンスバッハへ向うことに伴ってコルネリウスに譲られた。 一室だけは大事なものを保管するためにエックハルトのために残されている。(*127) ヘンリックの館 北門から比較的近い所にある。(*128) シッカークの館 下級貴族の家が集まる貴族街の南に存在する。 城の広大さを考えると比べ物にならないが、平民に比べれば、広くて綺麗な家。(*129) リヒャルダの家 子供の世代に代替わりしている為、たまの休みの際のみ帰宅する。(*130) オティーリエの家 家族が暮らしている為、城の勤務は自宅から通っている。(*131) イルクナー子爵の館 冬の館。執事が常駐している。(*132) ダールドルフ子爵の館 冬の館。3階が女主人の部屋になっている。(*133) ゲルラッハ子爵の館 冬の館。執事がいる。館内には貴族としてメダル登録している者が少なく、多くの身食い兵がいた。 13年冬の粛清時に、執事や身食い兵達が爆散した。(*134) 領主の城 貴族街の奥にあり、土地は高い壁で分け隔てられている。 壁の門から城まで馬車がなければ移動できないくらい広大で、富の証になっている。 領主が利用する建物に加えて、庭師の住まいや森の管理人の住まい、農園や果樹園もある。 騎士団の訓練場や茶会の庭もいくつかあり、城の離れには騎士団の寮がある。(*135) 領主一族に仕える側近は、主の部屋近くに部屋が与えられ、側近でなくても住み込みで仕事を行う者のためには、城の一角に部屋が準備される。(*136) 上空から見ると中庭を抱く長方形。(*137) 本館南側 アウブの執務室や大広間があり、貴族が出入りする公的区域。 本館北側 アウブの私的区域。 東の離れ 引退したアウブ夫妻が住むところ。 西の離れ アウブの第二夫人や第三夫人が住むところ。 北の離れ 洗礼式を終えた領主の子が成人まで住むところ。 (詳細は以下参照) 本館 白一色の建物で、清廉な美しさ。外から見たところ、三階建てか四階建て。 下町の六階建てや七階建てのみっちりと詰まった街並みと比べると、思ったほど大きくない。 南側にある正面玄関は仕事用で、文官や騎士、領主に執務上の用がある貴族が出入りする場所になっている。 領主の家族やごくプライベートな客人は北側の玄関から出入りする。(*138) 領主一族の側近用の出入り口も北側にあり、通いの者が使用する。(*139) アウブの居住区域であるフロア(エーレンフェストの場合は3F)に関しては、アウブ本人・第一配偶者・アウブと第一配偶者との間の子供・その側近達以外の立ち入りが禁止されている。(*140) 南側 領主の執務が行われ、文官や貴族達が公に集まる区画。 執務室、会議室、大広間、休憩室、お茶会室、転移陣のある部屋、図書室、文官の仕事部屋、徴税物の倉庫など。 北側 アウブの居住区画。 3階:当代アウブ夫妻の部屋・アウブの洗礼前の子供の部屋。階段の部屋。 次期領主夫妻の部屋も3階と推測される。 2階:私的な客用の応接室、客間、食堂、階段の部屋など。各離れに繋がる回廊がある。 1階:住み込みの側仕えの部屋など。 大広間 本館南側にあり、体育館のように天井が高くて広い。(*141) 星結びの儀式や洗礼式を終えた貴族のお披露目などが行われる。 休憩室 本館南側。大広間の近くにある。 神官長のフェシュピールコンサートの救護室として使われる。(*142) 執務室 本館南側。 ジルヴェスターが執務を行う部屋。 お茶ができる休憩室もついている。(*143) 執務机の背後のタペストリーを取り外したところに供給の間への扉がある。 礎の間へ繋がるオルドナンツ専用の円いワープ穴がある。 供給の間 礎の魔術具に魔力を注ぐための部屋で、領主夫婦と魔力を登録した領主の子のみが入れる。 ローゼマインでも身をかがめる必要があるほどのかなり小さな扉があり、領主が手をかざすと大きくなる。 扉には7つの丸い穴が開いていて、魔力が籠った魔石を嵌めて登録する必要がある。 扉を開けて虹色の幕を抜けると、タペストリーもカーペットもない真っ白の部屋で、中央にスイカより大きいくらいの魔石が浮かんでいる。(*144) 大きな魔石は天球儀のように魔法陣が光を放ちながら回っている。(*145) 子供部屋 冬に大人が社交している間、洗礼を終えた子供達は一室に集められる。 貴族院へ一緒に向かうことになり、同期、先輩、後輩として共に生活する同じ年頃の子供達で過ごす。 聞いた話を元に貴族院で所属するコースを選んだり、目指すコース毎に交流を持ったりと、大人ほど洗練されなくても社交のすべを学ぶ。 同時に、身分の上下を理解し、貴族の振る舞いを身につける場でもある。 領主候補生にとっては、将来の側近を選び、育てる場。年の近い者から側近が選ばれることが多い。 ローゼマインが教育に携わってからは大きく変わり、規則正しく、身分差に関係なく競争するようになった。 図書室 本館南側。 神殿の図書室よりずっと広く、蔵書も多い。 大きな本がいくつも並び、棚からはみ出そうな資料も詰まっている。 ローゼマインが運べない大型本が数十冊と、運べる大きさの本が数百冊はある。 手続きをすることで貸出もされている。(*146) 転移陣のある部屋 貴族院の寮の転移の間と繋がる転移陣がある部屋 見張りの騎士が立っている(*147) 窓の無い暗い部屋に転移陣が浮かび上がって見える(*148) 文官の仕事部屋 転移陣があり、領内の貴族から木札や書類が届く いくつもの箱が並んでいて、転移陣に送ってこられたものが文官に分類されていく 運送業や郵便局を彷彿とさせる部屋 徴税のための倉庫はまた別にある(*149) 客間 賓客が宿泊する部屋。本館(*150)の北側2階と推測される。(*151) 階段の部屋 2階から3階への移動は2階の扉の内の1つ、階段の部屋の魔術具の鍵を開けて昇る。鍵は2階と3階両方にある。 防犯上きっちり施錠され、窓もないので、昼間でも夜のよう。壁も床も階段も白い。(*152) アウブの部屋 本館北側3階にあるアウブの自室。(*153) 代々のアウブに継承される鍵で開く扉があり、扉を開けると小部屋がある。 アウブの鍵の形状は様々で、エーレンフェストの場合は首から提げる魔石。握ると手の中に鍵が現れる。(*154) 小部屋 白い壁だけの狭い部屋。 アウブの鍵を使用した手順を踏むと、小部屋の壁が消えて虹色の転移の幕が現れる。 そこを抜けると神殿の礼拝室の地下にある礎の間に転移する。 手順は各領地の初代アウブが決めるため領地によって異なり(*155)、エーレンフェストの場合は、 正面の壁に鍵を当てて魔力を流すと、左右の壁に扉が現れる 右の扉に入って黒い魔石を取り、左の扉に入って金色の器に入れる 正面の壁が消えて、礎の間に転移する虹色の膜が現れる 東の離れ 引退したアウブ夫妻が住むところ。(*156) ヴェローニカの生活の場であった(*157)。 ヴィルフリートは洗礼式までヴェローニカと東の離れで過ごした。 ヴェローニカが白の塔に入った後は閉鎖されている。(*158) 西の離れ 領主の第二夫人や第三夫人が住むことになる建物。 領主のジルヴェスターには第一夫人しかいないので、誰もいない。(*159) ブリュンヒルデがジルヴェスターと星結びをした後は、西の離れに住むことになると推測される。 北の離れ 洗礼式を終えた領主の子が成人まで住むところ。 二階から渡り廊下で本館と繋がっている。 二階が男子、三階が女子と分かれている。(*160) 成人すれば、男子は北の離れを出ると決まっていて、次期領主ならは本館へ居室が移動し、それ以外は城の外に居を構える。 女子は嫁に行くまで一応いることが許される。(*161) アウブに何らかの危機が迫った時に後継者を守るため、出入り口を1階からと2階の渡り廊下からとに限定した上で、結界が張られている。領主夫妻の許可がない者は結界内に侵入出来ない。(*162) ヴィルフリートの部屋 二階にある。 メルヒオールの部屋 二階にある。洗礼式を終えた後に部屋を与えられた。 ローゼマインの部屋 三階に上がってすぐのところにある。カルステッドの館の部屋や神殿長室と同じような雰囲気で赤やピンクの花が可愛らしい部屋になっている。(*163) シャルロッテの部屋 三階にある。洗礼式を終えた後に部屋を与えられた。部屋を整えるにあたり、人を動かし采配を振るう練習として、シャルロッテ自身が携わった(*164)。二年かかった。 側仕えの部屋 領主の子の側仕えに与えられる部屋。 同性のフィリーネはローゼマインに保護されてから一室を与えられている。 温室 できるだけ多くの光を取り入れられるように大きな窓が並んだ、創造の魔術で造られた温室。 北の離れからお茶会を行う部屋へ向かう方向にあり、雪深い冬の社交界において高頻度で活用されている。 小さな明かりが灯されたランプのような魔術具があちらこちらに飾られており、観賞用に育てられた色とりどりの花が、その光に照らされて咲いている。 冬の社交界で女性の集まりによく使用される為、テーブルや椅子を置くためのスペースが広く取られている。 夜は、月光が静かに降り注ぎ、白の建物自体がほのかに光っているように見える、幻想的な空間となる。(*165) 騎士寮 城の離れにある。 成人した騎士は数年間、団体行動を叩き込まれるため、全員が問答無用で寮生活をすることになっている。(*166) 以前は遠い土地の者のために文官用の寮があったが、利用者が少ないため、今では騎士寮を一緒に使うようになっている。(*167) 騎士団の訓練場 騎士団が訓練を行う訓練場は複数あり、どれもこれも広い。(*168) 第一訓練場には、緊急時に城から各ギーベの館に軍を移動させるための転移陣が設置されている。(*169) 魔術訓練場 大きな魔力を使って戦う練習をするための建物。城から少し離れたところにあって高くて広い。 中には何もなく真っ白で、魔力が外に漏れないようになっている。(*170) 犯罪者を扱う場所 捕縛した犯罪者を連行していく場所。騎士達が使うエリアに存在する。(*171) 白の塔 城の森にあり、領主一族の中でも深刻な罪を犯した者(*172)を幽閉しておくための塔 (領主一族以外の貴族を捕らえる牢は別にあり、ビンデバルト伯爵はそちらに収容されている(*173))。 塔の扉を開くことができるのは、礎の魔術に関わることができる者のみ(*174)で、扉に結界があるため番人などは置かれていない(*175)。 格子さえなければ、普通の貴人の部屋にしか見えない。(*176) アウブ・エーレンフェストに無断で入ったものは領主への反乱や罪人の逃亡幇助に問われる。(*177) 白の塔の存在やその使い方を知る者は限られている(*178)。もっとも、13年冬以降にヴィルフリートを白の塔へ押し込める世論が形成されかかったりした(*179)所からすると貴族社会では公然の存在となったらしく、ヴィルフリートが塔に立ち入った一件のあらましが09年冬の社交界で領主から告げられた(*180)ことで存在が周知されたものと推察される。 貴族街の森 城の森。狩りをするためには管理人の許可を取り、決められた時しか狩りを行えない。 冬の社交界の前に冬支度の一環として狩猟大会が開催される。(*181) 貴族の階級で常に順位が決まっているらしく、それからはみ出さないように気を使いながらの狩りをしなければならない。 調合のための素材が採れるが、グリュンなどの魔獣も出没する。(*182) 下町 過去に街が拡張された際に、それまでの街の南側に平民の街として整備された。(*183) 道は石畳が敷かれている(*184)。 12年春にエントヴィッケルンとヴァッシェンで下水道にあたる地下のネバネバが整備されるまでは、汚物は窓から捨てられていた(*185)上、外壁で囲まれているので、普通の貴族には耐えられない程の異臭が充満していた。 街を端から端まで歩いても二時間ほど(鐘一つ分(*186))の距離である(*187)。 ローゼマインと繋がりがある者達によって、情報網が築かれている。(*188) 貴族のいる城壁に近い北側ほど家賃が高くなる(*189)。 南側は貧民が住み、細長い建物が多い。(*190) 中央広場より北側は裕福な人が暮らしており、建物が大きく三階より上の木造部分が綺麗に塗られているものが増える。また、荷車よりも馬車が多い。 下町の建物は1階は店舗で、2階は大体店の持ち主の家族が住んでいる。3~6階が貸し出され、7階は店の住み込みの見習いや従業員の部屋になっていることが多い。 最上階(おそらく7階)は屋根裏部屋で、夏は暑くて冬は寒いうえに煮炊きするような場所は無い。(*191) 通りに近く、井戸に近い階ほど家賃が高くなる。(*192) 13世紀に築かれたスウェーデンのストックホルム旧市街、ガムラ・スタン(Gamla Stan)辺りをイメージの参考にしている(*193)。 中央 中央広場を中心に大きな通りで四角にぐるりと囲まれた区画。(*194) 北西部 裁縫協会や染色協会 北東部 商業ギルドや兵士の会議室など 南西部 鍛冶協会、建築協会、木工協会などの職人協会 南東部 飲食協会や宿泊協会 中央広場 大通りが合流する。噴水がある。(*195) 商人との会合の待ち合わせ場所に使われた。(*196) 大通り 人通りの多い西門から東門への通り道。(*197)馬車が行きかっている。(*198) 西門あたりに市場が立つ。 東門のあたりは最も人通りが多く、宿屋や飲食店が軒を連ねている。大通りに近い路地や裏通りにも店は軒を連ねていて、住人は大体行きつけの店を持っている。(*199) 馬車屋通り 下町でも最も北の貴族街と隔てる壁に沿って神殿の正門と北門の間に馬車屋が並んでいる通り。 貴族街に社交のため貴族が集まってくる冬の始めと夏の盛りには、外からやってきた貴族が乗る馬車が貴族街に入る前にここで汚れを落としていく。(*200) 職人通り 南門の辺りにあり、複数の工房がある。 倉庫が比較的多く、井戸が住宅地よりも多い(*201)。 小さな広場 マインの家の外には集合住宅に四方を囲まれた中に共同の井戸があり、一本だけ表通りに繋がった道がある。 井戸の回りは石畳になっている。(*202) ご近所さんが集まって盥を置いて洗濯をする。(*203) 下町の住居 マインの家 比較的南門に近い場所(*204)の集合住宅で7階建ての5階にあり、レンガのような石造りの壁でできている。 土足で歩き回るため、床は砂や土で汚れている。 【2015年 10月30日 活動報告】 冬の間に組み立て式とはいえ機織りをしたり、冬の間の食料や薪をぎっしり詰め込んでおけるような部屋も必要ですし、今の日本と違って生活するのに色々な道具が必要ですから、道具を使うためのスペースはあります。 そして、一見綺麗に見えるのは、ギュンター一家が貧しくて持っている道具も少なく、家具も少なく、ガランとしているからです。ごちゃごちゃさせるための道具や装飾が全くない状態です。 ただ、掃除をあまりしないので、床が埃や砂で白ぼけていて、綿ぼこりのような物が端にはいっぱいで、よく通るところだけ綺麗な感じになっています。 住人 ギュンター、エーファ、トゥーリ、マイン (8年春まで)、カミル (8年春から) 寝室 ベッドが二つあり、壁につけられている。壁を挟んでかまどに面しているため火を使っている間は比較的暖かい。 部屋を綺麗にしないとマインが必死に掃除をしようとして、その所為でまた寝込むので隅々まで丁寧に掃除をするようになった。 マインがいなくなった後も、少しでもマインがいた時と同じようにしたいと考え掃除をしている。(*205) 台所 隅にかまどがある。 物置 油を絞るための道具や布が置かれている(*206)。 冬支度部屋 物置のさらに奥の部屋で、冬の間に使う食糧、油、薪を保管する。窓がない。かまどから遠いため寒い(*207)。 ルッツの家 6階にある。2つ分を借りて広げてある。 仕事道具が多く、作業部屋を取っているため生活空間はそれほど広くない。(*208) 屋根裏部屋のスペース(*209)に鶏を飼っている(*210)。 住人 ディード、カルラ、ザシャ (10年夏まで)、ジーク (14年夏まで)、ラルフ、ルッツ ゲルダの家 3歳程度の子供を預かっている(*211)。 住人 ゲルダ オットーの家 ギルベルタ商会の3階から(*212)、2階に移った。(*213) 住人 コリンナ、オットー、レナーテ、クヌート、テオ、レオン、トゥーリ 応接室 商談をするための部屋で、部屋の中央に丸い形の木のテーブルがあり椅子が4脚置かれている。壁際の棚に布の見本が飾られていたりタペストリーがかかっていたりする。(*214) 寝室 コリンナの髪をリンシャンで洗った(*215)。 ベンノの家 ギルベルタ商会の2階から、プランタン商会の2階に移った(*216)。 住人 ベンノ、マルク、ルッツ 執務室 ベンノが執務をしている部屋 会議室 グーテンベルク達の会合にも使われている。(*217) フリーダの家 オトマール商会(*218)の建物の中にある。 2階はギルド長の世代の家で、3階が息子や孫世代の家になっている。(*219) どこかしこもタペストリーやクッションがあり布が多い。棚には石造りの動物の置物や金属の像が飾られている。(*220) フリーダのために貴族の館にある物がいくつも取り入れられ、食事も風呂も生活用品も全て品質が段違い。(*221) 住人 グスタフ、フリーダ、ダミアン、コージモ 応接室 2階にある。棚に酒が並んでいる。(*222) 客間 8畳ほどの一角に天蓋付きのベッドが置かれており、丸いテーブルと椅子が三脚と暖炉がある。 床には厚みのあるカーペットが敷かれている。 窓はカーテンが掛けられ、波状のデザインガラスがはめられている。(*223) 食堂 食卓が置かれている。食事は一緒に取っている。 台所 大きな薪オーブンがある。 浴室 地下にある。6畳くらいの広さの浴室。 白い大理石のような床が広がっていて、大人が2,3人足を伸ばせる大きさの湯船がある。 湯船の端には壺を持つ少女の彫像があり、その壺からお湯が出ている。 フリーダの部屋 3階にある。客間と同じような作り。 カーテンやベッドの天蓋は赤やピンクのような色使いだが、人形や小物はないシンプルな部屋。 窓には真っすぐなガラスが入れられており、洗礼式の行列が神殿に入っていく様子がよく見える。 その他の下町の住人 フェイ、アル、ラウラ、リタ 下町の工房 街ごとや工房ごとの細かい規則には違いがある。 所属する協会の規約は統一されて、所属する全ての工房で守らなければならない。(*224) マイン工房 売り上げは街の中でもかなり大きい工房で、一見数は少ないが、どれもこれも高価で利益が高いものばかり。(*225) 構成員 組織参照 職人通りの倉庫 紙づくりのためにベンノから借りた職人通りにある倉庫。井戸がすぐそばにある。 マインの家と南門の中間ほどにあり、6畳くらいの広さで、壁際に板を打ち付けた棚がいくつかある。(*226) 工房長のギルドカードを得るために、ギルベルタ商会と専属契約してマイン工房になった。(*227) 孤児院支店 孤児院の男子棟の地階を参照 ローゼマイン工房 マイン工房が、8年春にマインがローゼマインに改名されたことに合わせて改称したもの。 構成員 組織参照 孤児院支店 孤児院の男子棟の地階を参照 細工師の工房 職人通りにある。 構成員 組織参照 ギルベルタ商会専属工房 マインが紙作りの道具を作るため竹ひごや簀の加工を依頼した。 背中まである灰色の髪を縛った不愛想で神経質な男が親方。アストとゼグが弟子として働いている。 インク工房 薬品のようなきつい臭いがする。職人通りにある。 インクを必要とするのは、字の読み書きができる富豪層に限られるため、工房ではなく取り扱っている店で注文される。(*228) 構成員 組織参照 ヴォルフのインク工房 唯一のベルーフの資格持ちであったヴォルフが死亡したことで一気に衰退した。(*229) ビアス工房 親方はビアス。ダプラは、ハイディ、ヨゼフ、ホレス。 まるで理科の研究室のような場所。たくさんの器具が置いてあり、天秤のような秤があり、没食子インクが作られている。 隅の方の一角に、植物紙用のインクを作る場所がある。 木工工房 構成員 組織参照 ドスタル工房 ギルベルタ商会の専属。親方はドスタル。ジークも勤めている。 ベンノの専属工房でイタリアンレストランの腰壁を請け負った(*230)。書字板やカルタの板を発注した。(*231) インゴ工房 ドスタルから紹介された。親方は独立したばかりのインゴ。ダプラはリヌスとディモ。後にラルフも所属。 孤児院の冬の手仕事のための板を発注した。(*232) グーテンベルクとして認知されたことで、木工工房の中では一番人気を誇るようになった。(*233) 鍛冶工房 街には複数の鍛冶工房がある。(*234) 鍛冶工房には火の神や鍛冶の神が祀られている。(*235) 構成員 組織参照 エメット工房(*236) 職人通りにある(*237)。ヨハンをはじめ細かい部品が作れる職人が育っている。(*238) ヴェルデ工房 ザックが務めている。一番人が多くて人気がある。(*239) マットレスのコイルが作れる職人が育っている。(*240) 服飾工房 構成員 組織参照 コリンナの工房 成人した時からコリンナが持つギルベルタ商会の服飾工房。 富豪や貴族の注文を受けて衣装を作っている。 マインから髪飾りの権利を買い、工房の一部で一年中髪飾りを作るようになる。(*241) 髪飾りは装飾品として街では一定の人気を得る。(*242) 他の領地との取引が始まり、夏に商人達が髪飾りを買い込んでいくため、平民向けも貴族向けも必死に作って追い込み状態になった。 王族からの依頼をこなすトゥーリほどではないが、貴族向けの髪飾りを作れる職人が育つ。(*243) 中央広場からほとんど離れていない場所にある。(*244) トゥーリが最初に見習いをした工房 職人通りの中でも一番中央広場に近いところにある。(*245) 染色工房 エーファが染色職人として務めている(*246)。 ローゼマインが企画した染色コンペでは町中の染色工房が参加した(*247)。 ガブリエーレが単色の染めを流行らせ、それまでの技術を記録に残さなかったため、様々な染めの技術が失われてしまっていた(*248)。 構成員 組織参照 ホイス工房 エーファが所属している工房。比較的安価で綺麗に染める。青が特に綺麗。コリンナの服飾工房でもよく利用している。(*249) 織物の工房 カルラが働いている。(*250) 絵の工房 絵具に関して、契約魔術は結ばれておらず、どの工房がどのように作っても問題はないとされている。 製法は完全に工房独自の物で秘密されて、同じ工房に注文しなければ、同じ色を取り寄せることができない。 絵具は下町には売りに出されておらず、貴族向けには注文を受けた工房が作って直接納めに行く。(*251) ハイディが入り込んだ絵画のアトリエ ビアス工房より中央広場に近い区画にある(*252)。 寝ぼけたハイディが押し掛けたことで、あわや一触即発となった。(*253) 皮細工の工房 従来の本を作る過程で皮の表紙を担当する。(*254) 金細工や宝石の加工ができる工房 従来の本を作る際に表紙に金箔や宝石の細工を施す過程を担当する。(*255) リンシャンの工房 油を搾る工房で街の西側にある。もともとは食品加工の工房で、広い倉庫のようなところで、雑多な臭いがする。 作業台がいくつも並んでいて、壁際の棚に道具が雑多に並べられている。 ベンノがリンシャンの製造のために準備した。(*256) ローゼマインがユレーヴェで眠っている間に、他の町にも工房が増えた。(*257) パン工房 街の中にいくつもある。(*258) 蝋工房 わりとした熱気と、獣脂の何とも言えない、鼻を押さえたくなるような臭いに満ちている。(*259) 書字板やロウ原紙用の蝋の入手した。(*260) 建築系の工房 ディードら大工が所属する工房(*261)。 汚れと一緒に消えた塗料を塗りなおしたり(*262)、雪深くなる冬にもゴミや汚物を捨てに行けるよう通路や屋根を建設したり(*263)と、エントヴィッケルンを実施した年は、特に多忙な一年になった。 下町の商業施設 本屋はない。 建物の一階にきちんと構えられている店は基本的にそこそこお金を持っている人が入るためのもので、貧しい庶民には用がなく、日常の買い物は市場の立つ日にする。(*264) 普通の店は棚に一つずつ見本が置かれているだけで、残りは倉庫に置かれている。 小さい店は接客スペースだけで、ほとんどが倉庫になっている。商品を見比べることができない。(*265) 店には商売の神や水の女神が祀られている。(*266) オトマール商会 城壁のすぐ隣でギルベルタ商会より城壁に近い。神殿が間近に見える。(*267) 食料関係の商いをずっとしている。ライゼガングとずっと昔から懇意。(*268) 構成員 組織を参照。 ギルベルタ商会 中央広場より北の城壁に近いところにある(*269)。 ギルベルタの服飾工房から始まった店で、妻が工房で服を作り、夫が売るという形で基本的に発展した。 店長は常に夫の名前で登録されるが、実質店を担っているのは女系。 街の富裕層を相手に商売してきたが、ベンノの母のデザインが下級貴族の目に留まったところから、少しずつ貴族社会へ切り込む。 貴族階級と商いをするようになったのは、ここ10年ほどのこと。 取り扱っている者は、服飾品、装飾品、美容関係に関するもの。(*270) 娯楽用品も扱っているため、冬が売り時。(*271) 中級貴族との取引が増えてきたところだったが、マインが領主の養女になり、いきなり上級貴族の御用達になった。(*272) 西の領地を巡る旅商人や取引先との取引が多い。(*273) 構成員 組織を参照。 奥の部屋 商談に使われる部屋で資料棚が置かれている。部屋の奥に扉があり、階段で2階とつながっている(*274)。 プランタン商会 神殿前から出発し、オトマール商会の前を通り過ぎ、少し行って曲がったところにある(*275)。ギルベルタ商会との距離は近いが、別の店舗(*276)。 主に印刷関係を請け負う店。 新しく顧客となった貴族の間でギルベルタ商会が服飾の店であることを知る者が少なくなり、手を広げすぎて大店の旦那から疎まれるようになったため、ギルベルタ商会と分けることにして生まれた。 ローゼマインからプランタンの名前を授かった。(*277) 構成員 組織を参照。 ヘリング商会 オトマール商会に次ぐ、老舗の商会。南の領地との取引が多い。(*278) イタリアンレストラン イタリアンを食べたいマインが提案し、ベンノが作った店で、一見さんお断り。 下町の北側にあり、貴族の食事を出す店として内装は高価なものを入れている。 まるで貴族になった気分で食事ができる高級食事処というのがコンセプト。(*279) マインがジルヴェスターの養女になり、領主の養女が共同出資者ということになってしまった。(*280) 貴族向けのレシピを充実させ、仕事と周囲の風当たりの軽減を図るため、フリーダを共同出資者に迎える。(*281) メニューはローゼマインが考えたものを使い、給仕や料理人の教育にギルド長とフリーダが貢献する。 豪奢な模様の入った扉や窓枠などがはまり、カーペットやタペストリーが飾られ、花や絵画が彩を添えられている。 料理は鍋や大皿でワゴンに乗せられて運び込まれ、側仕えや給仕がその場で皿に取り分けて主に給仕する形になっている。(*282) 料理の研究も行い、貴族からレシピの購入に関する要望や領主の城への派遣がされるため、活気付いている。(*283) 評価は他領からの商人の間でもとても高い。(*284) 玄関ホール 待合室も兼ねて、長椅子や個人用の椅子がいくつか準備されている 左に厨房、右に食堂がある 食堂 中級貴族から下級貴族の部屋の雰囲気がある。 複雑な彫刻のついた腰壁が取り付けられ、同じ装飾の飾り棚が並び、高価そうな皿や壺が飾られている。 ローゼマインが作った絵本と祝い鶴も飾られている。 テーブルはよく磨かれて艶があり、ナプキンとメニューが準備されている。 テーブルの中央には向かい側の相手の顔が見えるように背が低めの花瓶と季節の花が飾られ、給仕を呼ぶためのベルも可愛らしいものがある。 控室 貴族の護衛騎士を遇することを想定していない。 やや大きめのテーブルに椅子があるが、シンプル。 側仕えが交代で食事を取ったり、人払いされた時に待機したりする部屋。 厨房 貴族の食器は高価で大事な物のため、主の側仕えと給仕が自ら洗う。 共同出資者 ローゼマイン、ベンノ、グスタフ、フリーダ 構成員 組織を参照。 飲食店 中央広場に近い食堂は、比較的高級で、商人が良く利用している。(*285) 平民の店はどこにいっても腸詰を焼くのか煮るのか程度の違いしかない。(*286) 東門のすぐそばに、イルゼの両親の店がある。(*287) 酒場 東門に近いところにあり、酒と料理の匂いが充満している。門の兵士が集まりやすい。 テーブルの掃除はパンで拭いて、パンごと床に落として店で飼ってる犬に食べさせてる。(*288) 構成員 組織を参照。 エッボの酒場 壁店主はエッボ。ギュンターや兵士時代のオットーが良く利用している。 際には少人数で利用できる丸テーブルがいくつかある。 エラの叔父の酒場 ベンノに雇われる前にエラが料理人見習いとして働いていた。 エラの叔父の娘のレーアとエラの母親を女給として雇っている。(*289) 宿屋 旅人の多い東門に近い箇所にある(*290)。 エーレンフェストを訪れる他領の貴族が少なかった(*291)ことから、格の高い宿が少ない(*292)。 他領との取引をはじめるに辺り、高級宿不足が問題となった為、宿を増やしつつ、大店の家を高級宿代わりとして提供した(*293)。 それでも受け入れ希望数を満たさない為、グレッシェルの下町を整備すると共に、グレッシェルの宿泊施設で働かせるために、グレッシェル周辺から集められた平民達を、エーレンフェストの下町の宿や大店で受け入れて、宿泊や給仕の仕事内容を叩き込んだ(*294)。 11年頃から手押しポンプの普及が進み(*295)、エーレンフェストを訪れた中央やクラッセンブルクの商人達の注目を浴びた(*296)。 商人に偽装したユストクスとエックハルトが宿泊したり(*297)、カーリンが置き去りにされたり(*298)した。 ドルタスの宿 ラウゴが定宿にしている(*299) 薬屋 薬を売買している(*300) ギュンター一家の家計を圧迫していたマイン用の薬(*301)もこれらの店から購入していたと思われる。 ヴィタの薬屋 エーレンフェストの下町の大通りにある(*302) 材木屋 材木を扱う商会。 西門あたりにある。(*303) 丸太が積み重なったり、立てかけてあってマッチョがうろうろしている。 マインが紙作りのための道具を発注した。(*304) 薪も売られている。(*305) 雪深くなる冬にもゴミや汚物を捨てに行けるよう通路や屋根を建設した為、エントヴィッケルンを実施した年は、特に多忙な一年になった(*306)。 家具屋 洋服を扱う店 マインとルッツのギルベルタ商会の見習い服を誂えた。(*307) 古着屋 貧民向けの古着屋 マインの家族が利用している。継ぎ接ぎがあり、デザインは存在せず、生地の厚みと丈夫さが優先されている。(*308)籠に大体のサイズで分けられて、薄汚れた灰色や茶色の服が山積みにされている。孤児院の子供たちが森へ行くための服を買った。(*309) 上質な古着屋 ギルベルタ商会と繋がりが深い古着屋で、街の北側にある。下着以外は一着ずつ十字のような形のハンガーに掛けられていて色鮮やか。試着室には金属鏡が置かれている。マインが神殿での側仕え向けの服を買った。(*310) 糸問屋 大量の糸が集まっていて、簀や冬の手仕事のための材料を発注した。(*311) 職人通りにある。 布問屋 服飾系の商会に布を卸す店。 レオンの実家はギルベルタ商会に布を卸している店で、エーレンフェストの下町の全ての染色工房と繋がりがある。(*312) ボタン屋 ボタン以外にも、数種類の大きさのビーズを扱っている。 髪飾りにビーズを使ってもらえないかと考え、糸と共に置いてくれと糸問屋に頼んだ。(*313) 文具店 入り口のドアにペンのマークがついている。正面にカウンターがある。 壁際に棚があり、商品が並んでいるが、店に出ている物は少なく、棚に一つずつ見本が置かれている。(*314) 下町でインクを扱っている文具店は一つしかない。(*315) 石屋 西門の近くの市場が立つあたりにあり、魔石を中銅貨や大銅貨程度で換金してくれる。 シュミルやアイフィント、ザンツェなどの魔石が取引されている。(*316) 馬車屋 下町でも最も北の貴族街と隔てる壁に沿って神殿の正門と北門の間に店が並び馬車屋通りを形成している。 馬車の洗車や修理、貸出を行っている。 貴族街に社交のため貴族が集まってくる冬の始めと夏の盛りには、外からやってきた貴族が乗る馬車が貴族街に入る前に馬車屋の職人の手で汚れを落とす。(*317) 市場 露店が並んでいる。(*318)西門に近いところに立つ。(*319) 秋の収穫期が終わった後が、年中で最もたくさんの食材が集まる。 冬を越すためにたくさんの食料を食べて肉付きの良くなった家畜が、冬の飼料をギリギリまで節約するために潰されて肉にされている。(*320) 果物屋 値札で値段を掲示して販売している。 肉屋 外壁に近いあたりに並んでいる。ベーコンやハム、もも肉などが売られており、近くで豚の屠殺も行われる。 酒屋 屠殺を見て気絶したマインの気付けのためにエーファが酒を買った。 雑貨屋 布を織る時に使うものや狩りの仕掛けが売られている。 ギルド・協会 協会の規約は協会に属する全ての工房で守らなければならない決まり事。 協会の規約として記されると、他の街のインク協会の規約にも記載され、そこの工房でも適用されるようになる。 どの協会でも規約だけは統一されている。(*321) 商業ギルド 商売に関係する者は全員登録が必要になる。 手続きには何かにつけて金が必要で、金にがめつい。(*322) 構成員 組織参照 商業ギルドの仕事 商売に関与する者の登録 露店や出店の許可 無許可や悪質な店を罰する 預金。預けたお金はギルドカードでやり取りできる 新しい協会の立ち上げ(*323) 既得権益の保護や、新しい事業との軋轢の解消等の、仲立ち(*324) 契約魔術の登録(*325)と閲覧許可(*326) 商業ギルドの施設 中央広場に面した北東側の角に立っていて、一棟すべてがギルドの建物である。 1階 馬車や荷車を置くための場所になっている。 2階 木の床の広いホールで市場の露店に関する仕事をしており市が開かれる時期に近いと露店の申し込みや旅商人が商売の許可を求めるため混み合う。奥に階段があり、階段を上がるにはギルドカードによる認証が必要な魔術具の柵を通過する必要がある。 3階 カーペットが敷かれており掃除が行き届いている。家具にも維持にもお金がかかっているような雰囲気。 会議室を通り過ぎると、壁から壁までカウンターがある。 廊下を挟んで、カウンターの反対側にはソファのような物があり、待合室というよりは応接室のように寛げる場所になっている。書棚がある。 4階 それほど広くはないが、居心地の良さそうなギルド長の部屋がある。暖炉の前にカーペットが敷かれ執務用の机が置かれている。 裁縫ギルド コリンナは裁縫ギルドの偉いさん。(*327) 裁縫協会の別称と思われる。 羊皮紙協会 動物の皮が原料の羊皮紙を取り扱っている。 植物紙を販売した際に既得権益でぶつかった。紙の用途を分けて羊皮紙の領分を守ることで、植物紙協会の設立に合意した。(*328) 植物紙協会 植物紙は一大事業になるため、協会をつくって他の街にも事業を広げていくことになる。 ギルド長が難癖をつけて、協会設立の申請したのに最終的な処理が季節を越えても終わってなかったため、羊皮紙協会と既得権益でぶつかることになった。(*329) 植物紙の名前が変更されたのに合わせて、エーレンフェスト紙協会に改名される。 印刷協会 プランタン商会が協会長を務める。 飲食店協会 食事処に関する管理をしている。(*330) イタリアンレストランの場所は飲食店協会から買い取った。(*331) ベンノからフーゴの助手の推薦を依頼された際に難色を示したが、偶然居合わせたエラが自薦したことで解決を見た。(*332) パン協会 パン職人の協会。ベンノが料理人を育てるため、パン工房でオーブンの扱いに慣れている職人を引き抜くことを考えた。(*333) インク協会 グーテンベルクインクの製法と販売利益の配分に関する契約魔術をマインと結んだ。(*334) マインの周囲を嗅ぎまわっていたインク協会の会長のヴォルフが7年冬頃にかなり不審な死を遂げたため、次期会長を誰もやりたがらず最終的にビアスが引き受けることになった。(*335) 構成員 組織参照 木工協会 木工工房の親方が所属する。(*336) 建築協会と共に、ハッセの小神殿の内装や家具を造る仕事を采配した(*337)。 揺れの少ない馬車に関して、ベンノの折衝を通じて、ローゼマイン、ザック、鍛冶協会、木工協会の4者間契約を締結した(*338)。 鍛冶協会 鍛冶協会では鍛冶工房の見習いのダプラが成人になった時、一人前と認められるための課題を与えている。 工房に来る客の中で、腕を認めて出資してくれるパトロンを成人式までに捕まえて、指示された物を一年以内に作る必要がある。 この試験に失格するとダプラ契約は打ち切られ、ダルア契約に落とされる。(*339) 鍛冶協会においては余所の仕事を手伝っても評価は上がらず、ヨハンのように技術はあっても評価が低くなったり、設計に携ってもそれ自体への評価は低かった。 設計図は、ローゼマインが買い取り、それを協会が管理し商品にするようになって評価されるようになる。 手押しポンプや揺れの少ない馬車の設計図を管理しており(*340)、マットレスに関しても同じ扱いを希望している(*341)。 特に、手押しポンプの図面の管理では、アウブ・エーレンフェスト、ローゼマイン、ザック、鍛冶協会の4者間契約魔術を締結し、エーレンフェスト領全体を適用範囲としている。(*342) 裁縫協会 ギルベルタ商会が髪飾りを冬の手仕事としていくつもの工房に依頼した。(*343) 裁縫協会は、裁縫協会に所属する工房長になることを志願する者に対して、1年に5着以上の衣装の注文を受け、かつ、貴族の顧客を持つという課題を出している(*344)。 染織協会 ギルベルタ商会を通じて新しい染の技術を低価格で教えた。(*345) ギルベルタ商会と連携して、染色コンペを成功へと導いた(*346)。 蝋協会 ベンノの代理交渉を経てマインと塩析の仕方に関する契約を結んだ。(*347) 建築協会 建築工房の親方が所属する。 木工協会と共に、ハッセの小神殿の内装や家具を造る仕事を采配した(*348)。 その他の施設 避難所 南の方にある。15年春の礎争奪戦では、街へ訪れていた農夫の避難に利用された。(*349) 兵士の会議室 北東部にある。(*350)下町のエントヴィッケルの際、代表者を集めてローゼマイン様の忠告を伝えた。会計係が働く。(*351)毎季節ごとに士長会議が行われる。(*352) 外壁 街を守るための石造り(*353)の壁で、日本の建物の2階から3階くらい(6~9メートル程度と考えられる)の高さがあり、内部に六畳間が作れる程度の厚み(3~4メートル程度と考えられる)がある。 街の門 街を出入りするための門で、東西南北にある(*354)。領主が設置した街を守る魔術具と鐘がある。(*355) また兵士が並んだり貴族が騎獣で降り立ったりできる広さのある見張り台を兼ねた屋上がある。(*356) 東西南の3つの門は街の外と下町とを繋いでいる。 北門は下町と貴族街とを繋いでいる(貴族の乗った馬車は通常、神殿の貴族門を通るので北門を使わない(*357))。 門には旅人の守護神や風の女神が祀られている。(*358) 3交代制で数人の兵士が門番として配置されており、特に街の外の人間の出入りは紹介状や名前を確認している。屋上の見張り台にも周囲の様子に異常がないか監視する兵士が2名配置されている。(*359) それぞれの門の兵士代表として士長が配置され、その下に士長補佐や部長、班長がいる。(*360) 東門 街道があり、旅人が一番多い。 西門 イルクナーからライゼガングを通って流れてくる大きな川があり、船着き場には客船や商船が頻繁に到着する(*361)。隣の領地(フレーベルターク)と比較的近く行き来が盛ん。また門の内側には市場がある。14年春から15年春ごろまでギュンターが士長、つづけて班長としてとして門番を務めた(*362)。クラリッサ来襲時やエーレンフェスト防衛戦での現場の一つとなる。 南門 下町の森に行くときに通る。森や農地が広がっていて、さらに行くと小さな街がある。マインの家から門までは6歳のトゥーリの足で20分程度の距離(*363)。7年冬ごろまでギュンターが班長(*364)として門番を務めた。 北門 神殿の東側にあり、昔は門番のための通用門で、それほど大きくない。平民が貴族街に出入りする場合に通る。 この門のみ、平民の兵士に加えて貴族の騎士も配置されている。 平民の通過には通行料と門番の騎士へ心付けが必要になる。(*365) 11年春から14年春にかけてギュンターが士長を務めた。(*366) 門の部屋 待合室 商人や貴族が開門までの間に待機する部屋で複数あり、待たせる人物の身分に合わせて広さや家具が違うものが用意されている(*367)。 宿直室 暖炉と書類仕事をするテーブルがある。壁際に棚がある。(*368) 訓練室 兵士見習いの教育に使われた(*369)。 外壁の外 街道と呼ばれるちょっと太めの道から少し引っ込むようにして、10~15軒くらいの集落がぽつぽつと見えるだけで、家はない。 大きく開けているため、下町のように汚物の籠ったにおいがしない。(*370) 下町の森 子供たちが近くの森で採集したりしている。(*371) 森に決まり事があり、採集を行う場所と狩りを行う場所は離れている。 皆が利用できるように、洗礼前の子供達もお手伝いで採集に行けるように、暗黙の了解となっている決まり事がいくつもある。(*372) 採集可能なもの 薪、木の実、茸、薬草、メリヤの実(*373)、パルゥの実(*374)、粘土質の土(*375)、トロンベ(*376) 狩猟可能なもの 川魚(臭くて食用とされていない)(*377)、鳥、小鹿(*378)、シュミル(*379) 墓地 街の外にある。 下町の住民が死亡した場合は、神殿に死亡届を出し、洗礼式時に血判を押して登録したメダルを、埋葬の許可証として受け取る必要がある。 墓碑とするための板にこのメダルを強く押し付けると、板にメダルがピタリとはりついて取れなくなる。 その為、金銭上の都合で、墓石や墓碑を準備できない者は、このメダルを墓石代わりに使用する。 墓地の中でも貧乏人の墓石が多い入り口から最も遠い一角に、マインの遺品を入れた木箱を埋めた。(*380) 製紙工房 ベンノがつくった製紙工房。ルッツとマインが作り方を指導した。冬は閉鎖する。(*381) 門の外の川の側にある。(*382) 農村 エーレンフェストの領地参照 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 書籍版第一部所載の、エーレンフェスト(平民)街の地図には神殿近辺に誤りがあることが判明している。(作者4/19マイページより) 神殿付近は、漫画版第2部の見取り図が正しいとのこと。 (2019-05-04 00 17 48) ギルベルタ商会アレキ支店の店長?って誰なの? (2019-08-21 09 59 37) 店長一家が住む二階にトゥーリが住んでるからトゥーリが支店長じゃ?そもそも領主様の専属を差し置いて誰が店長をできると。(なおこの質問はアレキの項目へ書いた方が良かったかも) (2019-08-21 13 35 37) アレキ支店の筆頭職人なのは間違いないけど、経営面はまた別じゃないかな? (2019-08-21 21 40 24) オットーがベンノに教育されたように、トゥーリとの星結び後にルッツが店長に就任するのか? ということには興味ある。プランタン商会から手放すとも思わないけど。 (2019-11-29 10 31 03) ルッツとの星結び後には、トゥーリはプランタン商会に引っ越すのではこの欄に書くことではないと思うが。 (2019-11-30 07 50 41) フリーダの貴族街に店を持てる、具体的な場所はわかりますか?また貴族街の店舗や規模の概要はわかりますか? (2020-01-06 22 29 55) ふぁんぶっく1で、家の一角の離れが店になるような事が書かれています。 (2020-01-06 22 38 37) ローゼマインが神殿長になったとき、ブリギッテとダームエルの宿泊部屋が整えられた。その後護衛騎士が増えたが、宿泊部屋も増やしたのだろうか? 側仕えを増やした話はなかったけれど、コルネリウスとダームエルが日替わりで宿泊部屋を使ってるとは考えにくいんだけど。 (2020-06-07 17 23 29) 神殿長室の隣をそれぞれ男騎士用と女騎士用に整えるように、とあります。個人用ではないだけでは? (2020-06-07 19 13 51) ふと、エーレンフェストで最も防御力が高いのはフェルディナンドが使用していたおトイレなのではないかという推測に至った。人間がこれ以上無防備な瞬間って無い。お貴族様としてあるまじき姿も晒すわけにいかない。となれば警戒心の非常に強い彼の使うおトイレは必然的に、様々な守りやドアの向こうが見える魔法陣なんかがいっぱいなのかも知れません。 (2020-10-02 00 30 54) 寝てる時の方が、よほど無防備かと。。 (2020-10-03 00 02 06) 身に着ける物に魔法陣仕込む都合上、本人が一番無防備なのは多分風呂だと思うよ (2020-10-03 00 21 15) 詳しい人に教えて欲しいんだけど、エーレンフェストの川に浮いてる船はあれで良いのか?デカすぎ無い?ヨーロッパの川ならああいう船も行けたのかなぁ。 (2021-07-16 15 16 52) 1巻発売当時、割烹の感想受付で「あの帆船は外洋用で河川用ではないから不適切」という内容の長文の書き込みがあった。後に作者様から「あれはデザイナーさんが描いた地図であって作者は関与してない」旨の返答があったよ。地球の古地図でも海洋部分に伝説のリヴァイアサンや海蛇を描いた物があるんだから、想像をたくましくした産物と理解してればいいんじゃないの? 地図自体だって住宅地図みたいに精巧じゃなくて、イメージ重視ではしょって描いてるんだし。 (2021-07-16 15 35 40) あー、ヤッパリか。まぁ、異世界だしイメージだし良いんじゃねって感じかな。 (2021-07-16 15 59 47) ハイディのインク工房、絵画のアトリエ、エッボの酒場、イタリアンレストランの位置が判明(今日のツイート) (2022-06-29 21 06 42) 貴族院寮3階は男子禁制で男性側近は入れないけど、北の離れ3階は女性領主候補生専用なだけで、男性側近は入れるよね? 寮の部屋と同じような造りになってるはずなんだけど、ローゼマインの部屋に男性側近入れるよね? もちろん許可あるときだけで寝台が端っこにあるにしても。それとも隣に男性側近も入れる続きの間があるとか? (2022-09-22 08 16 19) ゲルラッハ戦の後城の部屋でローゼマイン湯浴み中男性は部屋の外で待機、着替え終了後ダームエル他部屋の中へ入って報告開始している。故に男性側近待機部屋があるわけではないし、女性の主人が服を着ていれば男性も同じ部屋へ入れる。仮縫い時図書館からは男性が全員追い出されたことから、城の部屋は個人宅と同等の扱いになるのだろう。 (2022-09-22 10 22 03) 部屋の外で待機していたローデリヒは「壁一枚向こうでローゼマイン様が湯浴み中……」と悶々としていたり、一緒にいるダームエルから防衛戦の話を聞いて「本物のディッター物語 下級騎士奮闘記」の構想をしていたりと忙しかったろうな。 (2022-09-22 11 24 07) 側近部屋はあるけど衣装部屋と繋がってて、壁はあっても扉もなく仕切られてる状態だからね。で、衣装部屋は脱衣所と扉で繋がってるし、何かの拍子に側仕えが脱衣所から出入りして鉢合わせると良くないから廊下で待機だったんじゃないかな。流石に主が脱衣所にいる時は扉を使わないと思うけど、着替えとか下着が見られたら……(見取り図はふぁんぶっく1) (2022-09-22 16 37 47) 白の塔の扉を開けるのは、礎の魔術に関わることができる者のみってことはヴェローニカは側仕えなしで生活してるってこと?白の塔の中で生活するのってどうしているんだろう? (2023-03-10 21 24 32) 世話役はいるけど外の情報は教えてもらえないと、ふぁんぶっくか何かに書いてあった。 (2023-03-10 22 45 56) 「書籍版第五部IX 白の塔で」で立ち入ることができるのは領主とその許可を得た領主一族って書かれてるんだよね。立ち入らずに世話をする魔術具でもあったりするのかな? (2023-03-11 16 26 03) ふぁんぶ7に世話する人はいるが外の情報を教えることはできないと書かれている。契約とか喉潰してあるとかそういった処置済みの平民じゃないかな (2023-03-11 19 05 29) それに領主の許可を得た他領の領主一族・ゲオルギーネが立ち入れたんだから、特別な許可を得た例外として世話役もアリなんじゃない? 「立ち入り禁止」表示でも、関係者は例外的にOKなように? (2023-03-11 19 21 37) (自由に)立ち入ることができるのは領主とその許可を得た領主一族 ってだけじゃないの? 看守を兼ねた騎士と側仕えは常駐してそうだし、魔力抜きのために文官あたりも出入りがありそうだし (2023-03-12 00 58 40) ヴィルフリートが入ったときにフェルディナンドが「あの塔は扉さえ開けば、他の者も入れるのだ。」って言ってるから自由には入れないってことっぽいね。 (2023-03-12 14 51 14) 契約で縛っている側仕えが一緒に閉じこめられてるんではないか。衣食は棟内から開けられる郵便受け的なものでやり取りされるか、転移の魔法陣かな (2023-03-11 20 47 09) 世話役って表現だから貴族じゃないな。それ用に買い上げた灰色か、もしくはシュタープを失った元貴族ってところかね。「外の情報はもらえない」「扉を開けることができるのは礎に登録された者」という表現を守って推察するなら、願い出れば外出が許されるし情報収集もできる程度の立場ってところかね。 (2023-03-12 02 43 29) Web版169話では「商人ギルド」の表記がありますが、「商業ギルド」の間違いですよね?書籍版でも該当箇所は「商人ギルド」のままでしたが… (2023-10-14 23 02 50) 残念ながらこちらは有志で運営しているサイトですので、誤字報告は公式に届きませんよ。WEBの誤字は作者様のチェックが漏れた部分がそのまま書籍に反映されているので、TOへの報告をお願いします。 (2023-10-14 23 23 16)
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『……今回オレは取材の為に中東のガルナハンへ行く事になった。相手はレジスタンスの代表的人物。組織名やその代表者の名前は、まだ此処に書かないでおこう。 …そう、今この世界全体から見れば、彼らはテロリストだ。昔取材した南米軍とは、発祥もバックグラウンドも最終目的も違う。エネルギーと食糧資源の充実なら、戦う以外に幾らでもやる事があるという声はあるし、オレもそれは間違っていないと思う。モビルスーツで戦闘を行えるという時点で本質的な貧困状態でも無いだろう。 どこからかのスポンサーに支援を受けた、平和を乱す無法者の傭兵部隊。統一連合の報道番組でコメントしたアナリストは、彼らをそう評していた。話の運びに無理は無く、頷けないわけじゃなかった。だが、見ていたオレの心には、ひとつ腑に落ちない所が生まれていた。 それは、生活を脅かされていない側から見た意見でしかないという事だ。戦いが無ければ平和だとは限らない。オーブの人間が食べ残した料理を残飯として捨てられているまさにその時、一粒の小麦を奪い合って傷つく子供達がいる。何故こんな事が起こるのか?それは、世界に広がる貧困を見ていないからだとオレは思う。 皆が貧しくなれば良いなんて言うつもりはない。統一連合の圧制で貧困を強いられているなんて考えるほど、オレは世間知らずじゃない。だが、自分達の食事や電気がどこから来ているかも知らない、もしくは知ろうとしないオーブという国、そしてそれを支えている連合は明らかにおかしい。強者の目線だけから生まれた意見や報道は、決して『真実』じゃない。 オレはヒーローインタビューをしに行くわけじゃない。見たままの事を真実として、報道するつもりだ。それがジャーナリストの役目だとも思っている。そして戦いがあれば、オレは…』 「オレはアウトフレームを駆り、その戦いの真実を追っていく…か?」 「カイト…! 途中で覗くのは、良い趣味じゃないぞ」 「おやおや、『野次馬』ジェスに覗きを注意されるなんてなあ」 顎鬚を短く生やした細面の男は、黒髪にメッシュを入れた青年の言葉に肩を竦めてみせた。 ここはエンジンの駆動音が鳴り響く客席部分。予算の関係上、乗り心地は最小限しか保証されていない。 「ったく、変わんないなあお前も。よりによってテロリストに直撃取材なんぞ……小汚い部屋、薬臭い飲み水。お守り役も一苦労だ。スーツもくたびれちまったし…あーァ、ガルナハンのクリーニング屋でもチェックしとけば良かったなあ」 「し、仕方ないだろ? モビルスーツを2機積めて、出来るだけ安い運賃で…って検索したら、この便だったんだからさ」 「幾らでもやりようはあったろうが? ホントなら今頃な、俺はキレイ所のキャビンアテンダントと電話番号交換してるはずだったんだ。……だが、まあ……」 カイトはそこで言葉を切り、横目でジェスを見る。小さく笑って見せた。 「お前に付き合わされて良い事もあった。退屈はしないし、何より…」 「……何より?」 「メカニックの女性陣が思ったよりレベル高くてなぁ。これがまた…」 「……変わんないのはお互い様じゃないか」 既にアプローチしたらしく、笑みを隠そうともしないカイトを見て、肩を落として苦笑いするジェス。と、部屋のスピーカーからノイズまみれのアナウンスが流れた。 『到着まで約20分です。お客様はシートに座り、ベルトをお確かめください。本日はビゴー航空を御利用頂きまして、まことに…』 「……空港は…予想通りか。機動部隊が哨戒してる」 ジェスがラップトップの電源を切るのを尻目に、備え付けられた小窓から地上を見下ろすカイト。全高20メートル前後のモビルスーツは容易に見つけられる。荒事慣れしたカイトならば尚の事だ。 「良いかジェス…言っとくが、本当にヤバくなったら…」 「解ってる解ってる!」 からりとした笑顔で即答するジェスに、カイトは額に手を当てて深々と溜息をつくのだった。 CE78年11月、ガルナハン上空にてのひとコマ――。
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チェストショップ チェストショップを使うと、チェストと看板を使って ゲーム内通貨を利用したお店を開くことができます。 本サーバーでは、チェストショップはショップエリアでのみ作成することができます。 チェストショップの使い方 ・お店から売買してみる 看板の味方 1行目:ショップを経営しているプレイヤーIDです。 Admin Shopの場合は、サーバー公式が経営しているショップです。 2行目:一度に売買する個数です。 5の場合は、1回のクリックで5つずつ売買できるという意味です。 3行目:値段です。Bは「Bay」の略で買うという意味、S「Sell」の略で売るという意味です。 4行目:アイテムの種類です。 売買の仕方 看板を右クリックすると買うことができます。 看板を左クリックすると売ることができます。 ・チェストショップの作成の仕方 写真のように看板を立てます 看板にはこのようにアイテムの詳細を入力していきます。 アイテムIDは、マインクラフトで「F3」キーと「H」キーを同時に押すと、 アイテム欄で確認できるようになります。 #0098 /0 と表示されていれば、IDは「98」 #0160 /9 と表示されていれば、IDは「160 9」です。 チャット欄に「[Shop] チェストショップが作られました。」と表示されれば完了です。
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名前:イエンツォ=ジェスカール 年齢:14歳 職業:策士 種族:エルフ 身長:157cm 性別:男 性格:寡黙でおとなしい 容姿:黒衣(医者が着てる白衣の黒い版)、青いシャツ、黒いジーンズ、黒い靴。髪は紺色のショートで、左目が前髪で隠れている。 武器:魔導書 能力:「幻闇操作」(幻や闇を自由に操る能力。幻に関しては実体化することもできるが、大きすぎる物を実体化する事は不可能。また、幻で起こした現象を現実化する事は不可能。) 魔術:一般定義の魔術を使用する。 備考:容姿や年齢は幼いが、年齢に見合わず様々な知識を兼ね備えている少年。その知能レベルは頭脳明晰の天才学者と匹敵するほど。普段は自分から口を開くことはなく、表情も常に無表情だが、心を開いた相手には表情豊かに接する。近接戦闘能力は皆無に等しく、身体能力もあまり高くない。主に幻術と闇の力を組み合わせた戦闘を行う。現在ジョーカーの家に居候中。
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【名前】 ゲイツマジェスティライドウォッチ 【読み方】 げいつまじぇすてぃらいどうぉっち 【音声】 小山力也大西洋平 【登場作品】 仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ 【分類】 ライドウォッチ/強化アイテム 【表示年代】 なし 【使用者】 仮面ライダーゲイツマジェスティ 【詳細】 ゲイツマジェスティの能力が秘められた赤と金色のゲイツ用強化ライドウォッチ。 グランドジオウライドウォッチと同じ形をしているがウィンドウにはゲイツマジェスティの頭部、展開するグローリスモールらしきものに2号ライダー18人の頭部が描かれている(頭部の絵柄にはゲイツもいる)。 外装はコンプリケーションベゼルに覆われており、マジェスティスターターを押すと起動。 ジクウドライバーのD`3スロットにセットし、ドライバーを回転させることでエネルギーを解放。 仮面ライダーゲイツマジェスティへ変身する。 更にスターターを押し固定解除したドライバーを回転させれば、必殺技が発動。 ライドウォッチの生成にはディエンドが持つライダーカードの力が影響しているようで、海東大樹が所持する2号ライダーのカード全てが1つに集まることで誕生した。 ジオウ NEXT TIME冒頭ではオーマジオウとの戦いの時に使用するシーンが描かれているが、最終回後の世界再編が行われたゲイツの夢に登場したものであるため、現実に起こったことかは明らかになっていない。 ゲイツが「救世主」と呼ばれる未来もあったことを考えると、もしかするとゲイツが救世主となった世界は、このライドウォッチを使って魔王を打倒した…のかもしれない。 だが、2号ライダーの中には基本形態のゲイツもなぜか含まれており、バグが存在する可能性もある。 【余談】 『ジオウNEXT TIME ゲイツマジェスティ』のDVDに玩具版が付属。 バージョンによっては同梱しないものもあるため注意が必要。 玩具版はグランドジオウライドウォッチのリデコアイテムであり、基本動作も全く同じ。 変身音声も、待機音声もやはりグランドジオウライドウォッチのように非常に長いものの、メロディというか変身音声自体はグランドジオウライドウォッチとは異なるものが使われている。
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チェストロックの使い方 これで、盗難被害も防ぐことができますね! ロックに必要な看板は支給しています! SP777mc自宅前です ロック方法 ロックしたいものにチェストを貼り付けるだけで完了。 現在編集中、後日詳細記述
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2008年2月 ココの『cafe☆relax』より 「ちょっと寄り道」 2008.02.01 Friday 11 02 by ココ お散歩を始める前に、ここに行きました。《自由劇場》(劇場外観写真掲載)初めて上京する、四季ファンの友人との待ち合わせ場所を説明するのに、写メの方がわかりやすいので、写真を撮りに行きました。保守点検で、1/15~31日迄休演していた、『ライオンキング』が今日から公演再開。観たいという誘惑に負けそうになったけれど、ラウル遠征の為に切り詰めなくてはと、我慢。(中略)浜松町の駅の側に、汐留ビルディングが完成しました。自由劇場、四季劇場春・夏の周辺は、落ち着いてお茶したり、お食事をしたりできる、ゆったりとした空間が少ないから、"HAMASITE"の誕生は嬉しい事です。(後略) 「2/4 今日の日記」 2008.02.04 Monday 22 44 by ココ 今日は、8時~12時まで渋谷の営業所で仕事をして、午後からは、明治神宮へお参りに行ってきました。(中略・以下明治神宮についての簡単なレポが続く)以前、blogに書いた、紀ノ国屋でやっていた島根フェア。行ってきました。(中略)岸佳宏さんの故郷は、日本の味を大切にしたものが多いので、和食&和菓子大好きな私にとって、食べ物の宝庫。ああ、又、島根に行きたくなってきたな。和菓子は、抹茶にすごくあって、これまた美味しかったです。荒らしではなく、普通の佳宏さんファンの方からコメントが頂けるようになった。コメント欄を分けたのもあるかもしれないけれど。四季や舞台演劇が好きという方もコメントをくれて嬉しい。 「~10日コメント専用」2008.02.05 Tuesday 00 00 by ココ (本文略・スキンブルシャンクスのポストカードイラスト無断掲載) YUI 2008/02/02 7 17 PM ココ様、はじめまして。私も四季関係のブログを持ってるのです。 ココ様と同じく一時期でしたが、はせとかRIEとか名乗ってる人物の荒らしにあいました。半年位無視してやったら、やっと来なくなりましたね。だからココ様も無視を続けて、ブログから追い出して下さい。本人のブログから感じる通りで、やることが子供じみて幼いですよね。岸さんのラウルを観ても、あの程度の感想しか書けないなんて・・・悲惨。とことん無視して下さい。来なくなりますから。 YUI 2008/02/02 7 30 PM 追伸 ココ様のブログは、私のブログ仲間の間でも大好評です。そんなココ様に、私達のブログにも遊びに来て頂きたいのです。岸さんや木村さんや遠山さんのファンもいますよ。URLとメルアドを次のコメントに書きます。付いたら非表示のままにして下さい。三週間で累計24000達成は凄いですよ!! ココ 2008/02/02 7 59 PM YUIさん、初めまして。コメントありがとうございました。YUIさんもRIE(=はせ)の被害者なんですね。私と四季ファンの友達の間では、blogストーカーと呼んでます。 しつこいし煩い!迷惑投稿もくだらない事を書いてくるんですよ。私も、あいつのコメントが付くと、即削除しています。はい、徹底的に無視します。 URLとメールアドレス、確かに届きました。早速、遊びにゆきますね。佳宏さん、花ちゃん、さやかちゃんのファンの方がいらっしゃると聞いて、大反応(笑)。 歴史関係で間違えを指摘された為、逆ギレしコメントを非公開のまま削除 ココ 2008/02/02 11 18 PM ~さんへ(コメント主さんの名前は伏せました) せっかくコメントを頂いたのですが、内容からして、このような場で公開するのは…。申し訳ありませんが、荒らしの対象に成り兼ねませんので、 コメントは削除させて頂きます。あと、歴史的事実については、存じております。 他ブログでの、おそらく上記の訪問者のコメントについての発言 ココ | 2008/02/03 12 04 AM 今晩は!(中略)あ、迷惑投稿は殆ど来なくなったけど、扱いに困るコメントを書く人がいるので、暫くコメントの受付を停止中。私から訪問するので、こちらでお喋りしましょ。更新はするので、blogは見てね。 nina 2008/02/04 9 32 AM ココさん初めまして。ずっとブログを拝見しつました。私も四季を中心にミュージカル大好き人間です。ココさんのブログは、ミュージカルがメインではないのでコメントは遠慮してました。ですので、専用のコメント欄を設けて下さったのが嬉しいです。で、早速書き込みしてます。私は、岸さんの前にラウルをやってた、北澤さんのファンです。大阪に散々通いました。岸さんが立派にラウルデビューした事で、近い内に待ちに待った北澤フィエロとお目にかかれるかなと、首を長くして待っているところです。「オペラ座の怪人」レポから、ココさんは岸さんの事が、本当に好きだというのが感じられました。とても良いレポで感動しましたよ。ブログから感じるココさんのお人柄にも惹かれますし、見るだけでなくて、コメントにも参加させて頂くつもりです。どうか宜しくお願いします。長々と失礼しました。 YUI 2008/02/05 8 49 AM 人の幸せを妬む人って必ずいるじゃないですか。ココさんのブログを荒らす輩はそういうタイプだと思います。人が集まってくるブログだから、ココさんが羨ましくて仕方ないんですよ。ココさんがどんな方かはブログを見ればわかります。だからあんまり気にしないで頑張って下さい。ココさんの優しさが溢れてるブログ、応援しますよ。 「2/5の日記」 2008.02.05 Tuesday 18 04by ココ 今日は、10時~16時まで本社でお仕事。療養で、半年間仕事を離れてたけれど、やっと感が戻ってきた。私が休職している間、後輩達が仕事をカバーしてくれて、 たくましく成長した姿を見てると、嬉しくなります。上司も同僚も家族も友人も知り合いも、皆、人の痛みがわかる、温かい人ばかりなので私は幸せです。 私も、人の痛みがわかる人間でありたいです。(中略)高価なものに走る前に、自分にあった、お手入れ方法を見つけることが大切ですね。最後に、大好きな人の事。浦井健治君…。いよいよ、『ワイルド・ビューティー』に向けて、本格的に動き始めた様子です。演出は、私の好きな、宝塚の演出家・荻田先生です。どんな作品になるのかな…。岸佳宏さん。情報が殆ど入って来ないし、四季は、俳優さんとファンとしての、直接のお付き合いを禁じているから、ひたすら舞台を観るしかありません。 舞台を観て、お手紙を書いて…それだけでも、心をこめて応援すれば、気持ちは届くものだということを、教えられた事は私の財産。これは、当事者にしかわからないだろうけれど。病気療養中、佳宏さんの元気をもらいたくて、キャッツシアターに行くことだけは許してもらいました。人間、どんな時も、生きていくのに、心の支えが必要です。佳宏さん、健ちゃん、頑張れ!!!私は、貴方の、一番のファンです。↓ここから先には、荒らしのRIEに対する、私の怒りのコメントが書いてあります。見たくないと思う方は、この先は見ないで下さい。『このblogには、人の痛みがわからない人間が、心ない迷惑投稿をしていきますが、そんな人間にはなりたくないですね。そのような投稿をしていくのが、四季ファン…信じたくないけれど、現実だから残念に思います。親や学校が、人間として大切な事を教えなかったから、人の痛みを笑うような人間になってしまったんでしょうね。まだ、救う道はあると思いますが、周りに、間違いを正す大人がいないみたいで、気の毒です。私のblogを見ていて、時々コメントをしてくれる、高校生や大学生は、皆しっかりしてるし、他人に対しても思いやりのある人ばかりです。夢も持っているし、将来のこともちゃんと考えて、一生懸命生きている。少しは、見習ってほしいです。blog荒らしなんていう、悪いことばかりするよりも、今しかできない大事なことがたくさんあると思うけれど…。甘やかされてるから、言っても無駄みたいですね。娘が、何をしているか知らない、親の顔が見てみたいです』。 ココ 2008/02/05 5 44 PM コメント「blog荒らしのRIE」 今日は、久しぶりにブログ荒らしのRIEがやってきました。コメントは削除しましたが、私が、仕事をしないで遊んでいるみたいな事が書かれてあり、憤慨しております。病後、間もないので、通常の勤務をしていないけれど、仕事はちゃんとしています。世間知らずで、常識のない、親からお金だけたくさん与えられて甘やかされて 育ってるから、人の痛みもわからないのでしょうね。RIEを見ていると、覚醒剤がやめられない、某女優の息子を思い出します。こういう馬鹿なカキコミを平気でしてくる、幼稚で、世間も心も狭い人間を、まともに相手するつもりはありません。でも、ストーカーのように迷惑投稿を繰り返す、RIEの実態を皆様に知って頂きたくて、あえて書きました。行く末が恐ろしい子供です。 註:勤務時間中と管理人本人がブログ内で書いている10時~16時の最中にブログが頻繁に更新されている事実あり。 「2/6今日の日記」 2008.02.06 Wednesday 17 41by ココ (前略) この度、私が勤務する会社でガイドブックを作ることになりまして、記事に添えるコメントやエッセイを担当することになりました。昨日、コメントを下さったSさんは、某出版社の方で私の担当者です。26歳(私は、何故か、この年齢の人と縁があります。)の、素直で礼儀正しい女性です。以前から、会社が出すガイドブックやパンフレットやチラシ等の原稿を書いているのですが、今回のように一人で任されるのは初めて。締め切り迄一ヶ月あるのですが、ギリギリになって焦るのは嫌なタイプなので、毎日コツコツと書いて行こうと思ってます。いつもは、本社の別室を与えてもらって、静かな環境で書いていました。今回は、病み上がりということで、自宅で書くことになったのです。私の身体の事を考慮しながら、責任ある仕事を与えてくれた会社に感謝してます。勤務先の名前は出せませんが、私が関わったチラシやパンフレット等を、東京にお住まいの方はどこかでご観覧になっていると思います。映画を観に行ったり、公園、神社仏閣に出掛けたことも、実は、今回のお仕事の情報集めも兼ねていたのです。昨日、荒らしさんに、仕事もしないで病人のくせに遊んでいる…なんて言われてしまいましたが、しっかり仕事はしてます。どんな仕事も、アンテナを張り巡らせて、視野を拡げ、色々な情報や材料を集める事が凄く大切なんですよね。その為に、お休みの日も色々な所へ出掛けてゆきました。病気だから、寒いからと、家に閉じこもってしまうよりも、病気の回復にはプラスになりました。ガイドブックの為の情報集めは終わったのですが、今後も、仕事の合間に、外へ出るようにしたいと思います。今月は、『オペラ座の怪人』観劇の旅が控えているので、更に、健康管理に気をつけて過ごしたいと思います。岸佳宏さんの舞台が観られる…それを思うだけで、元気いっぱいになっちゃうのだけれど。佳宏さんのラウルも、シングルになって三週目に入りました。今度観る時は、もっと成長しているでしょう。素晴らしい歌声も聞きたいけれど、スキンブルシャンクスの面影を思い出す、佳宏スマイルが観たい。 「7~10日 非公開希望コメント、質問専用」 2008.02.10 Sunday コメント 00 00 by ココ ☆コメントの非公開を希望される方、管理人への連絡や質問は、こちらへ投稿してください。 「コメント」ココ 2008/02/10 2 46 PM 参考までに、RIEのIPアドレスです。(アドレスは一般の方の情報なので伏せました) 管理人 ココ 2008/02/10 2 39 PM 善意ある皆様へ。今朝から、執拗に迷惑投稿をしてくる、RIEの実態を知って頂く為、本日は、コメントをあえて公開しています。何を考えているのか、自分のブログのURLまで書いてきてますので、仮面を被ったブログ荒らしの実態を知って頂く、良い機会になると判断しました。このような迷惑投稿を公開することで、ご気分を悪くされる方がいらっしゃるかもしれませんが、お許し下さい。 管理者の承認待ちコメントです。2008/02/10 2 32 PM ココさん好きです RIE 2008/02/10 2 25 PM (URLが晒してある) ココさんすきです! 2008/02/10 2 19 PM この迷惑投稿、公開します。↓ココ 2008/02/10 9 57 AM お仕事をしない病人が、大阪まで行けるんですか?2008/02/10 9 53 AM 管理者の承認待ちコメントです。2008/02/09 10 29 PM 註:これだけ粘着して書かれるのなら、それだけ管理人に問題が有ると思われる。劇団四季関係のブログは沢山あるが、当該管理人の言うように劇団四季の事を書いたからといって即しつこく荒されるものではない。実見して、賢明な管理人であれば黙って荒らしに対処し、このように大げさに騒ぎ立てないものである。また過去の管理人の日記を読めば、病気を理由に勤務時間を短縮して貰っている人間が何度も趣味の観劇の為に東京から大阪まで何度も往復したり、都内を歩き回っているのはおかしいと思うのが一般社会の常識。 2008年2月10日 一般の訪問者から、ココが興味を持っている素振りの分野についての懇切丁寧なコメントの投稿有り、再度投稿を貰うが(返信の催促をしているコメント内容ではない) 「コメントの催促をしないで欲しい」「~さんのコメントは難しいので、理解出来るまで返信出来ません」などと捨て台詞的にレスした後、突如今月受付のコメント欄を一切削除。同日、同じプロバイダーユーザーと劇団四季に関する事のみ書込み可能な2つのコメントページを設ける。行動パターンは2月2日のコメント削除とほとんど同じ同日深夜~11日にかけて、例のごとくコメント欄復活させるもいくつか未承認コメントを残してある 「7日~10日ジュゲムユーザー限定コメント投稿記事」 2008.02.10 Sunday 00 00 by ココ ☆ジュゲムユーザー限定YUI 2008/02/10 6 16 PMRIE、本当に頭にきますね。 ココさんが気の毒で。だけど何がしてほしくてURL書いたの???(笑)。アクセス数少ないからPR?(笑)。ココさん負けるな!ココさんに嫌がらせしてるRIEさん。もしかしたら岸さんだってこのブログを見てるかもしれませんよ―。悪さはやめましょ―ね―っ。あなたのブログはあなた個人が特定できる情報だらけですもんね。 ココ 2008/02/10 6 25 PM YUIさんへ本当に困った者です。URL書いてあるのにはびっくりしました。でも、今日は、わざと公開したんです。反省してほしいですね。いつも、励まして下さってありがとうございます。 註:これだけしつこく自分の事を叩いている場所に「飛んで火に入る夏の虫」ではないが、わざわざ好んで自分のURLを晒す人はいない。迷惑な投稿は無視と言いつつ、必死に特定のブロガーを集中攻撃しているのは異様。 自分から話題を振っておきながら、自分が知らない事をコメントに書かれるようになりまたもや逆ギレ 「お知らせ」2008.02.11 Monday 23 16 by ココ 迷惑投稿ではないのですが、返信に困る内容のコメントを頂くようになり、やむを得ず、下記と取り扱いをさせて頂くこととなりました。暫くの間、ジュゲムでブログを開設されている方、劇団四季と宝塚を中心に舞台を観ておられる方、劇団四季の作品と俳優さん、宝塚の作品と生徒さん、浦井健治さん、保坂知寿さんに関するコメントのみ、投稿を受付させて頂きます。上記の制限から著しく外れる内容のコメントや、 返信しかねる内容のコメント(思想的なものや理解できないもの)は、投稿者に断りなく削除させて頂きます。又、コメントの催促をされる方がおられますが、催促はご容赦願います。何卒ご了承下さいますようお願い致します。 註:自分が理解できないからと言って、中傷でもないのに好意で寄せてくれた他人のコメントを一方的に削除すると宣言するなど、無礼も甚だしい。また、訪問者のコメント内容を読むと返事を催促した事実は全く無い 2008.02.13 Wednesday 00 00 by ココ 2008年1月13日に、『癒し系フォト日誌』と題してスタートした Myブログ『Cafe☆Relax』ですが、本日、無事に1ヶ月を迎えました。迷惑投稿や対応できないコメントに、振り回され悩まされたり等、色々ありましたが、何とか一ヶ月続けることがでしました。日に日にアクセス数が増え、迷惑投稿も激減し、何とかブログらしくなってきたかなぁと自己満足しております。これからも、マイペースを守り、好きな事を書き綴ってゆくと思いますが、ご贔屓のほどよろしくお願い申し上げますm(._.)m。このブログに存在しているのが本当の私です。私が書く文章や、撮る写真から、皆様が感じてくださることが、本当の私の姿です。ここでは、ありのままをさらけだしていますので、じっくり見て下さいね。とにかく、当初の目的の一ヶ月は達成できました。これからも、よろしくお願いいたします。いつも、ブログを見て下さっている皆様、本当にありがとうございます。感謝!!ブログがスタートして、直ぐに遊びに来て下さって、今もお付き合いのあるジュゲムユーザー仲間の、~さんと~さん。これからもよろしくね!! 一般訪問者を締め出したためコメントが付かなくなり、15日以降コメント欄を再開するも、幾度も落とした信用は取り戻せず 夢と差し入れ 2008.02.15 Friday 09 29 comments(0)by ココ 最近、夢をよく見ます。それも、必ずミュージカルの開演前か観ている夢。岸佳宏さんもよく登場します。夢に出てくる佳宏さんは、いつもスキンブルシャンクス。 それだけ、脳裏に印象深く焼き付いているということでしょうか?そのうち、ラウルの夢も見るようになるでしょう。夢の中でも、佳宏スキンブルシャンクスは、私を励ましてくれます。大阪行きまで、一週間を切りました。差し入れを何にしようかとか、考えているのですが、絞り込むのが大変。差し入れについては、以前、宝塚の生徒さんのお手伝いをさせて頂いてた事があるので、それがかなり役に立っています。 楽屋で使うもの、忙しい幕あいに食べるもの、色々あるので、佳宏さんのイメージと私の知りうる限りの情報から、選んで決めたいと思います。では、これから病院に行ってきます。 2008.02.15 Friday 12 46 comments(0)by ココ 今、病院で点滴受けてます。診断の結果、インフルエンザではなくて普通の風邪だったのですが、のどが痛くて食事が思うようにとれない為、栄養補給をしています。 病院、凄く混んでます。風邪と花粉症の患者でいっぱい。だから、携帯OKエリアまで逃れてきて、点滴が終わるのを待ちながらblogを書いています。 来週、佳宏さんに会いに行くので、長引かせないように点滴でも注射でも何でも受けますわよ。(中略)ある病院の話しですが、人出不足で、院長の娘が受け付けをやっているそうなのです。遊び半分で、コンビニのノリで応対するものだから、いっぺんに病院の評判が悪くなったそうです。仕事なんですから、ちゃんと教育を受けて、責任を負える人にしっかりやってもらいたいですよね。 註:ココが2月10日のコメントで猛烈に攻撃している相手が、身内の職場を手伝っているという記事を掲載した直後に書いたもの 「ふぅ~、終わった!」2008.02.19 Tuesday 13 53 by ココ 今日の大仕事とは、荷造りだったのであります。今回の大阪行きは、ホテルに二泊します。叔母の家に泊まる時よりも荷物が多い…なので、宅急便で送ることにしました。明日には送らなければいけないので、今日は朝から荷造りをしました。観劇の際は、それなりにお洒落をしたいし…気温の変化等も考慮して洋服を選ばなければならないし…てんやわんやの大騒ぎ?でした。『オペラ座の怪人』新旧のCDを聞き、岸佳宏さんのラウルや木村花代さんのクリスティーヌの舞台を思い浮かべての、大変ながらもわくわくした楽しい荷造りタイム♪あと四日で、佳宏さんの舞台が観られると思うと、顔が自然とほころんできます♪22日から二泊三日するのですが、一日目は公演がないため、どこへ行くか何をするか悩み中。大阪を離れて、宝塚か神戸へ行くのがかなり有力になってきてはいるのですが、ハービス周辺をゆっくり見てみたいという思いも。行く前に頭を悩ませないで、新幹線の中で考えることにしましょう。早く、佳宏さんと花ちゃんに会いたい…あの素晴らしい音楽と歌の世界に浸りたいです。 ★アンジェ★2008-09-02 21 00 00 「闇の住人1」夕べ、その人の正体がわかるメールがきた。「あなたの弱さとも戦ってくださいo(^-^)o」メールの最後に書かれてあった、このメッセージの冷たさにぞっとした。そして、顔文字…。同時に、威張りくさり、強がっているけれど、この人がものすご~く弱い人間だと知った。優しさも上辺だけ。その正体は冷酷な悪魔だった。詩に騙されてる読者さんたち、早く気付いてこの人から離れたほうが良いです。この人は神様でも天使でもありません。この人は癒しにはなれません。 2008年12月『お馬鹿RIE&暇あり金なし仲間達』註:メインブログは別にあると書いているが、実はここがメインで逃亡後の毒吐きブログ 2008.12.11 2008/12/11 23 23 お馬鹿RIE 暇あり金なしの皆さん達元気にしてるかな?言っておくけどこのブログは釣り用だから暇なし金ありさんたちがほんとーに見てたい見て誹謗中傷したいであろう記事を書くメインブログは他にあるのさ。もう一年続いてるけどまだ見つからずに済んでるよ。見つからないようにしてるから、検索機能がどんなに進化しても、引っかからないよ。暇あり金なしさんたちの相手は、RIEがここでしてあげる。楽しくおさぼり(学校は)皆さんとは楽しくおさべりぃ。お馬鹿なカケダシRIEさんですぃた。おやすみなさい。 無題 2008/12/11 23 35 お馬鹿RIE ボーナスたくさん出たからS席10枚購入。 (笑) 2008/12/12 09 52 お馬鹿RIE 昨日のアクセス700 (笑)2 2008/12/12 09 58 お馬鹿RIE あんたたちはデパートには縁がないだろう。 (笑)3 2008/12/12 10 06 お馬鹿RIE まさとうぶろぐ いい人ぶってコメントしてる○ちゃねらー達いと可笑し。まさとうよ騙されるなよ ブログには○ちゃねらー達大集合 (笑)4 2008/12/12 11 24 お馬鹿RIE 今日は観劇だよー。すっごい楽しみ。今妹と恵比寿で5000円のランチコース頂くところでありんす。ボーナスたんまり出たあとだから、チケット代とランチは私持ち。貧乏人には刺激大きすぎるから写真はメインブログに載せます。探して見にきてね~。 ルンルン♪♪♪ 2008/12/12 16 57 お馬鹿RIE タントミールとヴィクトリアにはずっこけた~。タントミール歌ひど過ぎ。ヴィクトリア体が固い。あんなのだすな。タガーよミストファリーズはやめてくれ。でも彼が素敵だったから満足。久しぶりの若々しい鉄道猫登場です。註:これも脳内観劇。キャストが載せてない。 明日も・・・ウフッ 2008/12/12 23 05 お馬鹿RIE 明日も観劇!! 2008.12.12 2008/12/12 20 08 お馬鹿RIE 彼は優しい。 2008/12/12 2008/12/12 23 13 お馬鹿RIE さっき、久しぶりに若々しい鉄道猫云々って書いたけど、久しぶりの男らしい鉄道猫でもあるのね。前任者はかまっぽくてなよなよだったから、余計に男らしいって感じたわ。註:前任者とは嶋崎孔明さんのこと 阻止 2008/12/12 23 15 このブログ某掲示板住人のコメントがつかないように制限かけてるから静かでいいわ。 アクセス 2008/12/13 06 37 お馬鹿RIE 12日のアクセス1030。暇あり金なしさん1030人。 2008.12.14 2008/12/14 18 54 お馬鹿RIE YKスキンブルはダンスも歌も絶好調。暇あり金なしたちの中にはお耳のお悪い人がいるらしく何ヶ月連投?と思うくらい歌が悪いみたいに書いてあったけど へなへなのかまSより声が出ている。暇あり金なしさんたち たまにしか観れないんだからさ 耳掃除してから観に行ってね。SなんかよりRさんにスキンブルやってもらいたいわ。YKさん→Rさんリレーでラストを飾って欲しい。スキンブルは華のある人じゃないとね。おかまスキンブルはいらない。註:Rさんとは李涛さんのこと その後いつものごとく逃亡
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『……今回オレは取材の為に中東のガルナハンへ行く事になった。相手はレジスタンスの代表的人物。組織名やその代表者の名前は、まだ此処に書かないでおこう。 …そう、今この世界全体から見れば、彼らはテロリストだ。昔取材した南米軍とは、発祥もバックグラウンドも最終目的も違う。エネルギーと食糧資源の充実なら、戦う以外に幾らでもやる事があるという声はあるし、オレもそれは間違っていないと思う。モビルスーツで戦闘を行えるという時点で本質的な貧困状態でも無いだろう。 どこからかのスポンサーに支援を受けた、平和を乱す無法者の傭兵部隊。統一連合の報道番組でコメントしたアナリストは、彼らをそう評していた。話の運びに無理は無く、頷けないわけじゃなかった。だが、見ていたオレの心には、ひとつ腑に落ちない所が生まれていた。 それは、生活を脅かされていない側から見た意見でしかないという事だ。戦いが無ければ平和だとは限らない。オーブの人間が食べ残した料理を残飯として捨てられているまさにその時、一粒の小麦を奪い合って傷つく子供達がいる。何故こんな事が起こるのか?それは、世界に広がる貧困を見ていないからだとオレは思う。 皆が貧しくなれば良いなんて言うつもりはない。統一連合の圧制で貧困を強いられているなんて考えるほど、オレは世間知らずじゃない。だが、自分達の食事や電気がどこから来ているかも知らない、もしくは知ろうとしないオーブという国、そしてそれを支えている連合は明らかにおかしい。強者の目線だけから生まれた意見や報道は、決して『真実』じゃない。 オレはヒーローインタビューをしに行くわけじゃない。見たままの事を真実として、報道するつもりだ。それがジャーナリストの役目だとも思っている。そして戦いがあれば、オレは…』 「オレはアウトフレームを駆り、その戦いの真実を追っていく…か?」 「カイト…! 途中で覗くのは、良い趣味じゃないぞ」 「おやおや、『野次馬』ジェスに覗きを注意されるなんてなあ」 顎鬚を短く生やした細面の男は、黒髪にメッシュを入れた青年の言葉に肩を竦めてみせた。 ここはエンジンの駆動音が鳴り響く客席部分。予算の関係上、乗り心地は最小限しか保証されていない。 「ったく、変わんないなあお前も。よりによってテロリストに直撃取材なんぞ……小汚い部屋、薬臭い飲み水。お守り役も一苦労だ。スーツもくたびれちまったし…あーァ、ガルナハンのクリーニング屋でもチェックしとけば良かったなあ」 「し、仕方ないだろ? モビルスーツを2機積めて、出来るだけ安い運賃で…って検索したら、この便だったんだからさ」 「幾らでもやりようはあったろうが? ホントなら今頃な、俺はキレイ所のキャビンアテンダントと電話番号交換してるはずだったんだ。……だが、まあ……」 カイトはそこで言葉を切り、横目でジェスを見る。小さく笑って見せた。 「お前に付き合わされて良い事もあった。退屈はしないし、何より…」 「……何より?」 「メカニックの女性陣が思ったよりレベル高くてなぁ。これがまた…」 「……変わんないのはお互い様じゃないか」 既にアプローチしたらしく、笑みを隠そうともしないカイトを見て、肩を落として苦笑いするジェス。と、部屋のスピーカーからノイズまみれのアナウンスが流れた。 『到着まで約20分です。お客様はシートに座り、ベルトをお確かめください。本日はビゴー航空を御利用頂きまして、まことに…』 「……空港は…予想通りか。機動部隊が哨戒してる」 ジェスがラップトップの電源を切るのを尻目に、備え付けられた小窓から地上を見下ろすカイト。全高20メートル前後のモビルスーツは容易に見つけられる。荒事慣れしたカイトならば尚の事だ。 「良いかジェス…言っとくが、本当にヤバくなったら…」 「解ってる解ってる!」 からりとした笑顔で即答するジェスに、カイトは額に手を当てて深々と溜息をつくのだった。 CE78年11月、ガルナハン上空にてのひとコマ――。
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ジェスターの暗躍 偽造ダルク貨幣の氾濫 → その名は「ジェスター」 → 偽ダルク製造現場とその手法 → 黄金と行方不明者
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店舗HP/地図 【店舗外観】 【住所】東京都千代田区神田小川町3-14-1 【交通】東京メトロ半蔵門線 神保町駅(Z-07) 【駐車場】なし 太鼓の達人 太鼓9 1台 100円2曲 【筐体外観】 【太鼓稼動時間】10 00am〜翌0 00am 【設置状況】入口付近に設置。 【メンテ状況】反応は非常によかったです。 【最終確認日】2007年6月3日 QMA 設置されていません